お下がり

弁護士の香崎です。

幼いころ、私の来ていた服は、兄の「お下がり」が多かったと思います。

うちの下の子も、お兄ちゃんのお下がりをよくもらいますが、嫌がるかと

思いきや、結構喜んでいるので助かったりします。

ところで、私が20代終わり頃、母親はいつまでも結婚の気配の見えな

い兄のことを心配し、お見合いを設定したことがありました。しかし、お

見合いなんて現実にはそんな簡単にまとまるものではありません。多

分その時は兄の方から断ったと思うのですが、不調に終わった数日後、

母親はため息をついていました。

「まったく、ぜいたく言ってもしょうがないのに・・・。そうだ、今度お前が

この人に会ってみるかい?」

ちょっと待て、お見合い相手のお下がりか!!

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