裁判員裁判とプリントアウト

パソコン 刑事事件

弁護士石井です。

先日まで裁判員裁判を担当していました。
裁判所が決めるスケジュールは徐々にタイトになっていて、今回、初めて、証人尋問などをして、その日のうちに論告・弁論というスケジュールでした。

前回担当した事件では、翌日に論告・弁論というスケジュールでしたので、一晩準備する時間があったのですね。今回は余裕がない。

 

時間

このスケジュールには、検察官も難色を示していたのですが、尋問から論告まで2時間半くらいあけるので、そこで準備しようということに決まりました。

しかし、実際に始まってみると、尋問は予定していたよりも長い時間かかり、遅れ遅れになっていきました。
それでも、論告・弁論は予定どおりの時刻に始めるということで、準備時間は2時間弱。

 

構成だけはできていたので、近くのカフェで一気に弁論の原稿を書いて、弁護士会の支部で印刷してチェックしようとしました。

 

支部では、私が支部幹事だった頃に、支部会員が誰でも使えるパソコンを準備してネットにつないだり印刷できるような環境を作っていたと記憶しています。
支部には、私を含め、小田原近辺に事務所がない弁護士もいますので、彼らが支部でも印刷できるようにしてもらったのです。

その環境を使おうと、弁論の原稿ファイルを、支部のパソコンで開こうとすると、Officeが入っておらず、Wordファイルがスムーズには開けません。

「なんで、そんなところでケチるのだ・・・(ホームページには湯水のように使っているくせに)」
他のソフトで何とか開いて印刷しようとしたら、プリンタに登録しないと印刷できませんとの表示が。

パソコン

 

あと17分で弁論の時間です。

 

支部の事務員さんに「これ、印刷できないんですけど(汗」と聞くと、「もう1台の古い方なら多分できます」とのこと。

そっちのパソコン(たぶん私が幹事だったころに買ったやつ?)を起動させます。
パソコンの画面には「起動しています」

2分後

「起動しています」

起動できないっす。

 

あと13分。

セブンイレブンのネットプリントを使うか悩みましたが、移動時間がもったいないので、原稿を事務所にメールして、支部にFAXしてもらうという、デジタルなんだかアナログなんだか分からない手法で紙の原稿を準備しました。

 

法廷に着いたのは3分前
原稿ノーチェックで挑むはめに。

あまりにもギリギリでドラマチックだったので、映画化したいくらいです。

支部幹事さんには、しっかり環境調整をお願いしたいところです。

 

厚木の弁護士事務所 相模川法律事務所

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