お菓子工房サラの閉店、破産手続きについて

厚木

弁護士石井です。

神奈川県厚木市の愛甲石田駅にあったケーキ屋さん、お菓子工房サラのプリペイドカードをお持ちの方向けの記事です。

こちらは、個人事業での経営だったのですが、その個人の方が自己破産をしています。

そして、裁判所から私が破産管財人に選ばれています。

 

通常、破産手続きをとった場合、申立人側で債権者一覧表に、どのような債権があるのかを提出します。

そうすると、裁判所からは債権者宛に破産の通知や、債権届の用紙が送られます。

この事件については、今のところ、債権届があれば、配当になる可能性が高いです。

手続上、債権額が少額の場合には配当がないこともありえるのですが、数千円の権利がある場合には、何割かの配当がもらえる可能性があります。

 

この債権届なのですが、プリペイドカードという性質上、申立人も裁判所も私達も、債権者の氏名・住所がわからず、連絡が取れません。

そのため、消費生活センターに相談されたり、厚木関連のウェブメディアである、厚木らぼさんに問い合わせが行ったりしていたようです。

 

今回、プリペイドカードをお持ちの方向けのサイトを作りましたので、債権届をご希望の方は、そちらから手続きをしてください。

本日、まだ提出期限は未定ですが、手続きが進んでいくと、間に合わなくなる可能性がありますので、お早めに対応をお願い致します。

お菓子工房サラ破産管財人からのお知らせ
神奈川県厚木市のお菓子工房サラは令和元年7月8日午後4時に横浜地方裁判所小田原支部により破産手続き開始決定がなされ、ジン法律事務所弁護士法人の弁護士石井琢磨が破産管財人に選任されています。

 

 

 

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