あけましておめでとうございます
事務スタッフ、black dogです
皆さん、いかがおすごしですか。
皆さまにとって、良い1年でありますように
個人的に、今年はじめのショックは、石井先生がブログにあまり登場しなくなる模様であること
。
寂しいですよ~
でも、大事なお仕事のためなので、致し方ございません。
さあ、今日はウォーミングアップです。
事務所でも話題を集めた標題の本を読みました。
堀江さん、変わってない
著者が刑務所に入り聖人のようになったという内容ではありませんので、ご期待ください。
『ゼロ』ダイヤモンド社刊
まず、帯から引用します
『僕は今まで、誰かにわかってもらおうという努力をほとんどしてこなかった。
結論のみをシンプルに伝えれば伝わるものだと思っていた。
誤解されても、誤解するほうが悪いと強がっていた。
でも、いま再出発しようとしている僕には、本当に伝えたいことがある。
だから僕は変わろうと思う。
言葉を尽くして語っていきたい。』
分かる。
著者のイメージは前半に書かれている通りだったように思います。
ほかの著作に関しても、内容の充実かげんは別として、意志疎通が一方通行な印象でした。
堀江さんが表舞台で華やかに活躍していたときは、確実に時代が変わっている印象がありました。
これまで誰も切り込まなかったところに、分け入っていく(それもガンガン。)雄姿が
危うくも見えたように思う一方、すさまじいエネルギーを感じました
年配者からはさぞ煙たがられたであろう反面、若者からの支持を多く受けたといいます。
賛否両論あったけれど、世の中を変える力がある人だと思いました。
でも、そこで思うのが、かつて誰かに分かってもらおうともせず、よく突っ張ってこられたなということ。
(実際の著者の想いは、読んでみてください)
成果が見えていたし、共感を求める必要がないくらいの余剰の何かがあったかもしれません。
だからこその刑務所での落胆や絶望だったとも思います。
内側からは開かない仕組みになっている独房のドアのことに始まり、
経済事件の被疑者であるが故の外部との接見禁止の模様。
生々しい記述も続きます。
・・・ホリエモンの本で泣く日がくるなんて、誰が想像したでしょうか。
著作自体は、生い立ちや彼が過ごしてきた青春の日々、希望を抱けなかった周囲の研究者の姿など著者の内面に迫る記述もあります。
(私も女子高時代があったので、個人的に男子校時代の話に共感、いろいろ考えられるし勇気が出る?)
ただ、彼が更生して別人格のようになってという流れでなく、基本、彼は変わらない。
堀江節健在。
とんがっています。
では、極限状態で彼を支えた、彼の精神の根幹にあるもの。
それはやはり仕事だったといいます。
刑務所の中で無地の紙袋を折る作業を経験するのですが、そこでも工夫を繰り返す。
与えられた仕事を「つくりだす仕事」にかえて、自分の成長を実感する。
どんな仕事も楽しくできる。
これが堀江メソッド。
ちなみに受験勉強も好きだったのだそう。
仕事が好き→没頭できる は逆だよ、など堀江さんの考え方も満載。
ビジネス書では、倍、倍で成果を増やすことを説いた本が、たくさんある気がします。
前は堀江さんもショートカット的仕事術を説いたりしていた気もしますが、
今は足し算の良さを説いています。
このあたりでも、堀江さんが著者に歩みよった感がありますね。
まずは、イチを足していく。
まずは、そこから。
もっと、もっとと思うのは、そのあとなのだという3章での記述が響きます。
私のような不器用にも心強いアドバイスです。
末筆ですが、今年も、皆さんと一歩、前に進んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします
一緒に一歩!
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