弁護士石井です。
インフルが流行っていますね。相談者でも、依頼者でも、交渉相手でも「インフルで・・・」という話が出てきて新型コロナみたいな予定遅延が増えています。怖い。
しっかり対策しておきましょう。
さて、先日、厚木市で実施されているキャッシュバックの申請をしました。
厚木市のキャッシュバック制度とは
厚木市では現在、市内での買い物レシートを提出すると、1万5千円分につき3000円がキャッシュバックされる制度を実施しています。
家族での利用も可能で、そこら中でポスターをみかけます。
レシートを集める期間?
12月初め、厚木市内に住む両親と「レシートを集めるのにどのくらいかかるだろう」という話をしていました。
親は、「このために○○を買おうとしている」などと言っていました。
我が家では、一人1万5千円なら2週間くらいで何とか達するのではないかと考えていました。日常的な食費などの生活費を考えれば、そのくらいになるだろうという単純な計算でした。
しかし、実際にレシートを集めてみると、予想以上にあっさりと目標額に到達してしまったのです。特別な買い物をしたわけでもないのに、です。
というより、大幅超過。
家計管理の盲点
この経験から、二つの重要な気づきがありました。
1. 日々の出費は、私たちが思っている以上に大きい
2. 記憶だけに頼った家計管理は極めて不正確
自己破産や個人再生などの案件を扱う中で、正確な家計把握の重要性を実感することが多々あります。
家計状況の作成を記憶だけで進めると、数字が合わないことも多いです。
その修正のため、再度、打ち合わせが必要になることも。
借金整理のためには、家計を把握して、余力がどの程度あるのかの情報が大事です。
レシートのような客観的な記録が、より正確な家計状況の把握につながります。
もちろん、家計簿アプリでも良いです。
まとめ
一般的に、このような「ばらまき型」の施策は好きではありません。
しかし、レシートを集めるという過程で、家計支出を再認識して、見直す人が出てくれば、思わぬ副次効果となるかもしれませんね。経済効果とは逆方向ですが。
我々の脳は、適当だということがよくわかりました。
何事も、記憶に頼るのはそこそこにしておきましょう。
コメント