弁護士石井です。
先日、仲間内の弁護士が独立して法律事務所を開設したので、お祝いに行ってきました。
レイアウト、内装や備品をすべて同じ業者に頼んだそうで、事務所内に統一感があって素敵な空間でした。
しかし、事務所内をみていると、
非常に目立つものが。
巨大な金庫です。
弁護士机の奥にしっかりと構えた金庫がいました。
人の手で動かせそうもないサイズです。
独立したばかりで、この巨大な金庫とは、弁護士の野望の大きさに驚かされます。
うちの事務所は、もうすぐ開設から5年です。
一応、「金庫」と呼ばれる動産はあります。
文字通り「動」産であり、上記写真のように、実態は「不動」産というような重量感はありません。
むしろ、箱
いや、漢字で書くのも、おこがましい、ハコです。
小指一本で持ち上がる動産です。
うちの事務所では、現金を預かったら預かり金口座に入れてしまいますし、成年後見業務などで大きな金額の通帳を預かったら銀行の貸金庫に入れてしまいますし、金塊はありませんし、今のところ、ハコで十分足りていると思っていました。
しかし、振り返ってみると、たまにスタッフからは、「お金がありません」と叫ばれることもあります。
ひょっとしたら金庫を大きくしたら、お金というのは、空いたスペースを埋めようと自己増殖するのかもしれませんね。そんな妄想を経て、大きな金庫が少しだけほしくなりました。
大きな金庫を手に入れないと、相模川法律事務所は吸収されてしまうかもしれないという恐怖に襲われるようにもなりました。
金庫が小さかったばかりに。
今回の弁護士事務所を見習って、金庫を大きくする野望をもっていきたいと思います。
今のところ、相模川法律事務所には、上記のようなハコしかありませんので、
泥棒とか強盗とか来ないでくださいね。
もし来ても、弁護士は全員ランナーですから
全力で逃げます。
逃げられませんよ。
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