弁護士石井です。
休業中のスタッフ給与については、法律事務所でも悩んでいたところが多いようですが、当事務所では、とりあえず全額支給していました。
その関係で、雇用調整助成金の必要書類を少しずつ準備していたところ、突然、小規模業者については思いっきり必要書類が変わりました。まあ、手続が簡略化されたようなので、良いのですが、今までの苦労は何だったのだ、という気持ちです。
緊急事態宣言中ですが、4月から延期になった刑事裁判の法廷が開かれました。
当日、裁判所ではこの事件の裁判だけ開かれているようでした。
マスクしてこいとの裁判所からの指示。
共犯者と一緒の裁判でしたので、弁護人が2人いるのですが、思いっきり席が離されていました。
弁護人席でも、検事席でも、ソーシャルディスタンスを意識。
すごく不自然な感じですね。
傍聴席も、3席に1席くらいしか座れないようになっていました。
被告人と警備の人は密接ですが、これは仕方ないでしょう。
マスクでの尋問
さて、裁判官も被告人もマスクをしているわけですが、もう、何言っているか、聞き取りにくい。
口が見えない&声がこもる、ということで、尋問での発声がやりにくい以上に、聞き取りにくさが際立っていました。
内容を争っている事件など、尋問調書をしっかり作らなければならない事件だと大変なことになりそうです。
マスク着用生活は定着させた方が良さそうですが、マスク裁判は定着しなさそうです。
まだ電車での外出で疲労感が強く、リハビリ中みたいな感じになってます。
運動はしっかりしているので、筋肉的な疲れではないはずなのですが、揺れとか音とか、そういう影響での疲労なんでしょうね。
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