弁護士石井です。
厚木高校の同級生世代の人は、実家に怪しい電話がかかってきていないかチェックした方が良さそうです。
実家に詐欺電話
先週、私の実家に、いわゆる「振り込め詐欺」の電話がかかってきたとのこと。
最初の電話は、石井琢磨を名乗る男性から。
内容は「厚木高校の同窓会の通知が来ていないか?」という、いかにもありそうな話。
実際に同窓会の話が同級生から出されたタイミングでした。
電話に出た父は、違和感を覚え、「声が違わないか?」と指摘。
すると相手は間髪入れずに「扁桃腺で声が変なんだ」と返答。
それっぽい言い訳。
父が「通知は来ていない」と答えたところで、その日はあっさり終了。
ここまでは、いわば“ジャブ”のようなものだったのかもしれません。
しかし、本番は翌日でした。
後日に電話
再び電話があり、今度は母が対応。
相手は同じく息子を名乗り、今度は具体的な金銭の話を持ちかけてきます。
「株で儲かったお金をへそくりにしたい。そっちの口座で預かってくれないか。口座番号を教えてほしい」
一気に怪しさが増します。
母は冷静に、「いつもLINEなのに、なんで電話なの?」と問い返します。
すると相手は、「スマホが壊れている」と回答。
ここでさらに突っ込んで、「2台持っているはずなのに、もう1台は?」と追及。
普通ならこの時点でボロが出るか、諦めて電話を切りそうなものですが——
驚くことに、相手はまったく引きません。
母が「こういうのって詐欺でよくあるわよね」と何度も指摘しても、完全に無視。
会話の流れを強引に戻し、「口座番号を教えてほしい」と執拗に繰り返します。
さらに、「お父さんがいないから分からない」と答えても、「いつ帰ってくるのか」と、今度は在宅状況を探る質問へ。
ここが非常に重要なポイントで、
お金だけでなく“生活情報”も狙われている可能性があります。
そういえば、最近会ったときに、株の話もしており、会話内容だけ見ると信憑性があります。
卒業アルバムや名簿利用
相手が
厚木高校の名前
実名
を正確に把握していたので、おそらく、卒業アルバムや名簿が悪用されている可能性が高いでしょう。
あの時代、住所や電話番号が普通に載っていましたからね。
そして、この数日後、厚木高校陸上部の同級生の実家にも怪しい電話があったとのこと。
これはクラス順でかけている可能性大。
名簿ベースで片っ端から連絡しているとすれば、もう文系クラスは終わっており、I組とかJ組の理系クラスの最後の方の順番になっているかもしれません。

対応のポイント
基本は「無視」または即切断
こちらから情報を一切与えない
会話を続けない
これに尽きます。
今回、母は詐欺を見破ったぜ、みたいに興奮して語ってくるのですが、
それでも
私の携帯を2台持ち
父親の不在時間がある
実家が現在も存在している
といった情報を、会話の中で相手に渡してしまっています。
一時期は、電話を全部留守伝にしていたのにね。
今回は、詐欺については大丈夫でした。
しかし、詐欺は一度で終わるとは限りません。
数年後、別の形で、もっと巧妙になって再び来る可能性もありますし、詐欺以外に名簿が使われるリスクもあります。
「うちは大丈夫」と思っていると、その油断を突かれます。
特に、同窓会名簿や卒業アルバムが存在する世代の方は、
“すでに情報を持たれている前提”で警戒しましょう。



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