弁護士石井です。
弁護士会の倫理研修を受けてきました。
弁護士法や職務規定に反する行為をしないようにするため、悪いことをしないようにするための研修です。
数年に1回、義務付けられているものです。正直な話、会場に行かなければならないタイプの研修は大嫌いです。
そんなのインターネットとかスマホで受けられるようにしてくれ、と思っています。
やる気ないので、後ろの席です。
内容としては、懲戒関係の委員会に所属する弁護士が議論するような、判断に迷う事例も紹介されてい ました。
会場で、受講者にアンケートをとっても、結果が分かれているなど興味深い内容でした。
会場で、受講者にアンケートをとっても、結果が分かれているなど興味深い内容でした。
実際に自分がそのようなケースを担当することになったら、
弁護士には、利益相反の関係で受けられない事件もあります。
事件の敵対当事者から依頼を受けるのはまずいのです。
ただ、事務所内にたくさんの弁護士がいると、他の弁護士が敵対当事者からの依頼を受けていたりするかもしれません。
そこで、チェック体制が必要になります。
今回、共同経営型の事務所で、この利益相反チェック方法が紹介されていましたが、
「新規に事件を受ける場合には、他の弁護士にメールで送って利益相反がないかチェックしてもらう」
という話でした。
個別にメール・・・
めんどくさい。
どう考えてもスルーしてしまいそうです。うちの事務所の場合、相談を受け付ける段階で、相手方の氏名を聞いてチェックしています。
利益相反のチェックは、スタッフによる受付の段階で対応することになります。
利益相反のチェックは、スタッフによる受付の段階で対応することになります。
この場合の問題点は、まだ電話しただけなのに、何で相手の名前を教えなきゃいけないんだ、教えたくない、という人がたまにいることですね。
言いたくない人は、そのまま相談を受け付けることもあるのですが、事務所まで来て相手の氏名をチェックして、
「すみません、この相談は受けられないです」
って言われるより、最初から伝えてしまった方が良いと思うんですがね・・・。
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