だんだん、気温が高くなってきましたね。
皆さん、お元気でお過ごしですか
事務スタッフのblack dogです
先日、catさんが1日分の水分摂取量
について、投稿していましたね
気温の高い日々が続いているので、普段に増して、水分をしっかり摂らなければという気がしてきます。
そう、事務所では一時期、ごぼう茶がブームでした
『50歳を超えても30代に見える生き方』 (講談社プラスアルファ新書)
が、健康のために、ごぼう茶を薦めていたのが、事の発端です。
(たぶん)
「人の人生は重荷を下ろしながらスチャラカでいこう」
これが南雲先生のモットーだそうで、その心は、
摂生を義務と思えば重荷になるが、身を慎むことを趣味として楽しみながら、若く美しく健やかに人生を送る、なのだそう。
本の中には、いろいろな健康法、若返り法が掲載されているのですが、果物や野菜を皮ごと食べる、魚も骨まで食べるとか、冷え症の人にこそ、水のシャワーが効果的など、ややストイックな方法が紹介されている気が・・・
そもそも、なぜ、ごぼう茶かといえば、腸をきれいにすることで若返りが期待され、それに効果があると南雲医師が考える、最もおすすめの飲み物がごぼう茶ということなのです。
ごぼう茶自体は、香ばしくおいしいです。
(ですが、事務所内ブームは去りつつある・・・かも・・・)
皆さんは若返りに関心はありますか?
水分と言えば、10日くらい前の雨の日に、村上龍さんの『55歳からのハローライフ』を読みました。
その中の会話を少し・・・。
「ほら、よくテレビドラマとか映画とかで、パニックというかあまりに悲しかったりして、自分を失いそうになった人に、深呼吸しなさいとか言って水を飲ませるでしょう。何かね、心が揺れて、自分自身を失っているときって、お茶を楽しむ余裕がないんですよね。
ぼくは、だからお茶っていうか、飲み物は、単に水分を補給するだけじゃなくて、
もっと意味があるんだと思うんですね。
悲しいことや苦しいことがあるときに、ゆっくりとお茶を飲んで救われることって、多いと思うなあ」
お茶を楽しむ余裕を持つことで、人は癒されるのではということに言及した会話の一部です
『限りなく透明に近いブルー』のイメージがあったので、芸術性の高い難しい内容なのかと思ったのですが、この本は、ノンフィクションを思わせる緻密で現実に沿った構成。
真ん中の3編は泣きました。
とても読みやすいですが、現実が丁寧に書かれた作品で、全編が「信じる」気持ちに貫かれています。
人を最後まで見捨てない、作者の強い想いが伝わります
今週末、お休みの方も、お仕事の方も、時にお茶を飲んで時間を楽しみつつ、水分補給してみてくださいね
一応、補足で書いておくと、南雲先生は消化器内科の先生ではなく、乳癌の権威だそうです
コメント