早いもので、平成23年もあと2週間で師走に入ろうとしています。
日々目にするニュースのうち、日本全体に関わるものや、関東地方に大きな影響を与えた出来事は、依頼者の方々の日常にも大きく関係したようです。
例えば、3月の大地震の後には日本全体の経済活動が停滞しました。そのため、「リーマンショックで収入が落ち、なんとか持ちこたえてきたが震災後には耐えきれなくなった。破産するしかない。」という話は何度も耳にしました。
また、大きな台風に絡んだ相談もありました。具体的には、「台風で屋根瓦が飛んで、隣の家の窓ガラスが割れたため、ガラス代を請求されている。払う必要があるのか。」といったものです。結論としては、屋根瓦の設置と管理に瑕疵(欠陥)があったかどうかで変わってきます。
大地震や大きな台風は、そうそうあるものではありませんから、これらは平成23年を印象づける出来事だったといえましょう。
平成24年ならではの事件とは、どのような出来事になるのでしょうか。少なくとも、前向きなものであることを祈るばかりです。
弁護士 田中
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