弁護士石井です。
法的に危ういものの一つ。それは口約束。
さらに、金が絡むと危険度はアップします。
もっと早く法律家の話を聞いていればね、と感じることはよくあります。
最近でも、口約束を信じて、かなりの時間を使った人が、
約束相手の死亡により、口約束を全く実現してもらえなかったケースを見ました。
相手の生前に、書面化や色々な法的フォローをしておけば、実現できたのに、残念ですね。
財産がどこに帰属するのか、夫なのか妻なのか、親なのか子なのか、個人なのか法人なのか。
どういう構成が可能なのか、自分の権利を実現できる可能性を意識しておくべきです。
そうしないと、曖昧な権利なんて吹き飛んでしまうのです。
友達だから、とか、家族だから、とか、この町では、とか、そういう考えは救ってもらえないですから。
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