弁護士の香崎です。
私には絵心とか、芸術的センスといったものは全くありません(漫画の
キャラクターを書くのは得意だったりしますが)。芸術鑑賞なんて全くし
ません。
そんな私が、駅のでっかい広告看板を見たことから、ふと思い立って
上野の国立西洋美術館で開催している特別展「古代ギリシア展」に行
ってきました。
この特別展の目玉は「円盤投げ」でした。
http://www.body2011.com/highlight/p02.html
「円盤投げ」を見終わった後の私の勝手な印象ですが、この像を鑑賞
するに当たってのお勧めは、「背中」と「顔」です。
鍛え上げられた見事な筋肉なのは写真からも分かりますが、その中
でも私が驚いたのは、背筋です。背筋が見事に盛り上がり、背骨のと
ころが谷になっています。
そして、像の周りを一周して正面に戻って、どんな表情してるんだろう
と思って、最後に顔を下からのぞきこんで、驚きました。歯をぐっと食い
しばり、目には力がみなぎり、本当に生きてるんじゃないかと思わせる
ほど、その顔は生気に満ち溢れていました。
一見の価値ありと思います。
たまにはガラにもなくこういうのを見るのもいいもんだと思いました。
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