弁護士の鞄は重い

弁護士の香崎です。

先週、私の担当している事件について、医療観察法の審判が行われました。
医療観察法についてはこちら参照

この審判で使われる医師の鑑定書等を事前にコピーをとり、それらを持ち込んで出席

するので、荷物はそれなりに重くなります。
そして、不幸なことに、この日の午前中に破産管財事件の打合せが入ってしまいまし
た。これがまたすごい書類量です。

史上最高に近いぐらいカバンが重くなりました。

で、計ってみました。

8キログラム。

それを持ってまず小田原に行き破産管財打合せ、それから横浜に移動して審判に出席
したわけです。移動は全て公共交通機関です。腕にこたえました。

私は学生時代、登山をやっていましたが、1週間くらいテント泊で行くと、荷物の重さは

20~25キロぐらいになります。

単純に数字だけで比べると、8キロは大したことないように思えます。
しかし、きついのは、これを片手で持つこと。想像して下さい。2Lのペットボトル4本分

です。

カバンには肩かけベルトも付いています。が、1年ほど前にやはり相当な書類を入れて

肩かけベルトでかついで移動していたら(多分、この時が史上最重量)、ベルトの根元部

分が破れてしまいました。破損部分はカバン屋で直しましたが、それ以来、よほど軽い時

か、ごく短時間両手を使う時などでない限り、肩かけベルトは使っていないのです。

私は忍者志望ではありませんでしたが、
参照 弁護士の鞄が重い理由

上記のとおり元・登山家なので、キャスター付きバッグを使うのには消極的です。
(登山家と関係あるか?)

かくして、今日も依頼者の大事な記録等をカバンに入れて、電車やバスを乗り継いで
各所に出没しています。

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