皆さん、お元気ですか
事務スタッフ、black dogです
今日は、以前紹介されたスタンフォードの本
の、第1章「 やる力、やらない力、望む力」を検証してみます。
「人は気が散っているときほど誘惑に負けやすい」とは、スタンフォード大学の先生が提唱している論理だそうです。
きっと、そうでしょう。
それで、
この本で提案される、自己コントロール強化=自己認識力を高める、ための実験を例を出して紹介してみます。
31歳、ミッシェルさんの例です
彼女の癖は、仕事中でも恋人といるときでも携帯メールをチェックしてしまう癖があること。
これを直していくには、ということですね。
意志力、意志力。
まずはメールチェックの回数を0でなく、1時間に1回に減らす。
↓
ところが
↓
できない
↓
そこで提唱されたことが、「失敗する瞬間に気づく」こと。
まずは、携帯に手を伸ばした瞬間を意識する。
↓
するとどうでしょう、彼女は、携帯から情報を把握したいと思っていたけれど、実はメールチェックで自分がリラックスしていることに気づいた。
↓
自分の衝動とその結果の両方を把握したことで、チェック回数は業務的時間外に限られるようになったそうです。
私の素朴な疑問。
みんなそんなに自省的で、行動の源になっている心理に気付けるものなんでしょうか。
しまった、今は意志力について書いているのに
あ~~~
ブログを書きながらも、若干思ったのですが、この本はやはりちょっと体現しずらい部分が多く、最初から瞑想しましょうと出てきます。
ハードル高いです。
やらない力を鍛えられる方法の例が出てくるのですが、
『靴下の引き出しにチョコバーを入れたり(多分、毎日見るところに、手を出しやすいものをわざと置いて自制心を鍛えるという例なのでしょう)、
エアロバイクのわきにお酒のボトルを並べたり・・・』
いささか、例が極端ではありませんかっ・・・・
さて。
ここは、意志力も大切なのですが、
生きる上で発想の転換や柔軟性も大事ということで、
上にリンクした、石井先生のお薦め本の方が良さそうです、と紹介して、今日はおしまいにしようと思います。
ああ、どこへ行った意志力
でも、人生こんな日も大切よねということで、また来週です
ご相談は、意志のあるなしに関わらず、お早目にどうぞ
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