弁護士石井です。
横浜家庭裁判所小田原支部の成年後見申立面接に行ってきました。
成年後見制度は、判断能力が落ちてしまった方のため、財産を管理したりする人をつける制度です。
資料をつけて家庭裁判所に申立をして、裁判所で要件を満たすと判断した場合には、成年後見人を選ぶ、という流れです。
成年後見人が選ばれるまでに、どのような手続があるのか、各地の裁判所によって変わっています。
現在の小田原支部では、申立をする前に、「いつ申し立てる」かを予約。
予約をとった日に、裁判所に申立書類など書類を提出。
申立人など関係者の裁判官面接がそのままおこなわれます。
この流れを見れば分かるように、面接直前に裁判所は申立書類を受け取ることになります。
そのため、予約時刻から、裁判官面接がおこなわれるまで、けっこう待ちます。
その間、裁判所は申立書類を読む。
待合室で、他の弁護士と非効率だという話をしていました。
予約時刻から面接終了まで約1時間半。
もちろん事案によって異なるでしょうが、ひとつの参考にしてみてください。
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