弁護士石井です。
進撃の巨人が完結し、6月に最終巻も出ました。
1巻から読み直したくなる構成で、お見事でした。
まんまと読み返してしまいました。
これは田坂氏の本にも書かれているゼロポイントフィールドの話ではないかと感じて、検索したけど、過去に書いた自分の記事しか出てきませんでした。
https://sagamigawablog.com/post-6678/
どういうこと?
フクロウがアルミンの名前を出したあたりから、ワケがわからん、時系列が普通じゃないとは思ったんですけどね。
進撃の巨人のおすすめポイント
人生で、絶望するときがあります。
自分のやってきたことが99%意味がなかった、いやむしろマイナスだったのではないかと打ちひしがれるときもあるでしょう。
しかし、そんなときに進撃の巨人を読めば立ち直れます。
仲間が次々にやられ、荒野で巨人にかこまれたとき、この世界はなんて残酷なんだ、とつぶやいてしまうときの絶望感に比べれば、多くのことは大したことありません。
大丈夫、立ち直れるよ、だって、これはあなたが始めた物語なんだから。
進撃の巨人とお題人狼
進撃の巨人といえば、思い出す人狼があります。
あれは5年前。
知り合いの囲碁サロン経営者が主催する人狼会に参加したときのこと。
プロの囲碁棋士のほか、囲碁関連の仕事をしていた元AKBのアイドルも参加していた人狼会。まだまだ人狼ゲームのレベルとしては、初級でした。
そのゲームは、お題人狼をミックスさせていました。
お題人狼とは
お題人狼は、あるお題が出され、村人は本当の答えをいう、人狼や狂人は嘘の答えを言ってから、議論スタートとするルールです。
お題の回答へのツッコミなどをしつつ、これをヒントに人狼を探すというもの。
初対面に近いメンバーであれば「嫌いな食べ物」など好みの話題にすると良いでしょうし、親しいメンバーでも「小学校のときに苦手だった科目」とか過去の事実をお題にすると、新しい発見があります。
村人であれば、「嫌いな食べ物」→「トマト」などと正直に答えればよく、人狼であれば、ここで
「ういろう」などと嘘をつかなければなりません。
その後の議論では、
なんで、ういろうが嫌いなの?
「あの、もちっとした感じがダメで・・・」
じゃあ、八ツ橋は?
普通に餅は?
などと厳しいツッコミを受けることになるのです。
ここで戸惑ってはならず、いかに、好きな食べ物を悪く言えるかが勝利のポイントとなるルールです。
村人であれば、正直にいえばよいかというと、そうでもありません。
真っ当過ぎる回答は、早死にします。人狼に殺されるからです。
明らかに村っぽい(人狼っぽくない)答えをしてしまうと、みんなから信用されるので、人狼側としては、早々に消えてもらいたいことになります。夜に襲撃されて、早々にゲームから消えることになります。
なので、そこそこ疑わしい余地を残しておく回答をしなければならないのです。
話がそれたので、人狼ゲームに戻します。
お題人狼「好きなマンガ」
このゲームでのお題が「好きなマンガや雑誌」というものでした。
囲碁メンバー中心だったこともあり、『ヒカルの碁』なども出ますが、真っ当過ぎる回答なので、ワンピースやちはやふるなど様々な作品が出ます。
疑わしい作品を出した人は昼に多数票を集め消え、明らかに本当っぽすぎる作品を出した人も夜に襲撃されて消えていきます。
残ったメンバー3人。最終日。このうち人狼が1人という状況になりました。
私 『ハンターハンター』
ヤマモト『進撃の巨人』
アイドル『ファッション雑誌(名前忘れた)』
という回答で生き残ってきたのです。
私は村人。
「ハンターハンター好きなのに、ジャンプ読んでないなんておかしい」と疑われ、処刑されそうだったところを何とか生き延びての最終日でした。
ヤマモトに進撃の巨人を語らせたところ、
あのテーマの大きさが好きなんだ
という趣旨の話をしていました。
ヤマモトは、議論展開や、投票行動も戦略的。人狼への投票もあり、いかにも村人でした。
当時は、進撃の巨人19巻あたりが出た時期でした。
進撃の巨人も単なるパニック漫画ではなく、一つ一つの対巨人のための戦術を描いたり、立場による戦略論まで描かれている段階に入っていました。思いっきり、ヤマモトの人狼プレーともマッチします。疑いにくい。
そうだとすると、人狼はアイドル。ファッション雑誌について語らせても微妙。これはフェイク。
というわけで、私はアイドルが人狼だとして投票。
しかし、結果は、ヤマモトが最後の人狼でした。
「進撃の巨人は、グロくてダメでしたよ。1巻で止めた」とのこと。
騙されたー。
もう少し疑いを持って、「ヤマモトは、リヴァイとエルヴィンの2大ヒロインのどっち派?」とか、途中の巻を読んでいなければわからないフェイク質問でもぶつけておくべきでした。
1巻でやめる男子いる?
と当時の私が、疑えなかったほど、進撃の巨人は魅力的なマンガです。
長い脱線でしたが、言いたいことは進撃の巨人はオススメであるということ。
1巻で脱落してしまった人は、ぜひ再チャレンジしてみてください。
いま、アニメを観ていますが、これは時間かかりますね・・・。
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