事務スタッフ、black dogです
台風が過ぎ去りましたが、ぐずついたお天気が続いています
室外でレジャーを楽しもうと思っている方には、陽射しが強すぎず良いのかもしれません。
今はお盆休みの時期ということもあり、今朝の電車は朝なのに空いていて、とても不思議な感じがしました。
さて、今日はハーグ条約のことです
ハーグ条約は、国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約で、目的は子供の利益を保護することだそうです。
(ハーグ条約は通称)
国際結婚をし、その後離婚、外国人が子供を母国に無断で連れ帰るなどの事例をみるように、国境を越えて、子どもの強制的な連れ去りや引き止めがあった際に、当該児童がもとの居場所に還れるよう協議するという、国際協力の仕組みを示しているのがこの条約だそうです
離婚後の親権は、多くの場合、子どもを育てるという側面(=養育者という見方)から母親に与えられることが、世界的に見ても多いとされ、母親から引き離され、育児がなされなかったという報告も多々あるようです。
ちなみに、ハーグ条約は、未成年者が連れ出された国および連れ込まれた国両方が条約加入国である場合のみ、効力を有する条約である、とされています。
そして、子供の福祉に関しては、あくまでも子供の常居国の家庭裁判所の判断が最適であるとの前提で成り立っているそうです
最近のニュースでは、アメリカの制裁法成立が掲載されていました。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014080900093&g=pol
米国では、無断での連れ去り等に対し、適切な措置を取らない国に制裁を科せるようにするが成立、その内容としては、軍事支援の打ち切りや首脳らの訪問の延期・取りやめなどを含んでいるそうです。
それでもって、日本も覚え書きを交わしてねという趣旨なのだそう。
少し古い記事ですが、国際結婚数は増加傾向
にあるそうですので、今後もこの流れで進行、法整備が進むのでしょうか。
コメント