夕刻ですね
事務スタッフのblack dogです
今日は、刑務所で過ごす方々と犬たちの生活について、少しご紹介です。
海外の刑務所で、介助犬育成のためや、セラピードッグの育成等を目標に、あるプロジェクトがあるそうです。
犬たちを育てるのは、刑務所で服役中の人たち。
そこに集う犬たちは、捨て犬だったり、処分を免れたりと、辛い思いをした犬たちが多いと言います
一般的に、プリズンドッグ
と呼ばれているそうです。
リンクしてあるのは、ニュージーランドの実例です。
上の写真は本の表紙なのですが、もとはドキュメンタリー番組
(アメリカ,オレゴン州の青年更生施設での経過です。)
私はたまたまこの番組を見たのですが、はじめぎこちなく、淡々として感情が読めない印象の受刑者が、ワンコと共に生活することで徐々に変わっていきます。
ダラダラと見えたり、つまらそうにしていた男の子たちが、少しずつイキイキして、犬と家族みたいになっていく様子は・・・もう、泣きました
グランドで躾をしたり、ご飯をあげたり、あらゆる時間をワンコと過ごし、この犬の未来は、少年たちにかかっているんだよ、と責任を学んだり、動物のあたたかさに触れたり、それまでは大人たちから言われるばかりだったかもしれないけれど、だんだんと自発的になっていく。
とても驚きました。
そして、信じがたいことに、このプログラムを経た若者たちは再犯率ゼロなのだそうです
初めて生き物を預かり、共に過ごす中で育まれた感情が、心を支えていくのだと思います。
DOGは、逆さにするとGOD まさに神業です
同じ刑務所ではないですが、その様子が分かるブログ
もあります。
これらは海外の例ですが、日本でもいつか同じ事例が導入される日がくるのでしょうか。
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