こんにちは
お天気でしたが、風の冷たい1日でしたね
みなさんは、いかがお過ごしでしたか
今日が月曜日と思えてならない 単細胞;black dogです
昨日の石井先生の日記
を読み、少しシュンとしました。
誰でも現実と向き合って生きていますが、弁護士の先生方が対面している
真実の重みは、半端ではありません。
皆さんだったら、写真撮りますか?
正義も、法の定めの上にあるのだなと考えさせられる記事でした
さてさて、少しもタイムリーではありませんが、第147回の芥川賞受賞作は、鹿島田真希さんの
『冥土めぐり』でした
お名前は広告で目にしたことがあったのですが、恋愛小説家なのかな?と思っていたので、
今まで読んだことがありませんでした
が。
帯に『裕福だった過去に執着し、借金を重ねる母と弟。
家族から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。・・・』
(著作権があるのでこの辺で。。。)
気になったので、読んでみました
夫婦(ミョウト)の話でもある本作は、タイトルの音とも相まって、作家さんは
すごいなと思いました
主人公として描かれるのは奈津子。
そして、就職後にクレジットカードをつくった彼女の弟は、地元キャバクラで
酒を呑む生活を止められず、借金苦へ。
母親に泣きつきます。
奈津子の祖父は裕福だったようで、父も稼ぎの良い夫として母の目に映っていますが、
早くに亡くなっている設定です。
母親が夢見た裕福な生活は、いつも長続きせず、奈津子が望むこととは常に
対照的です。
弟も母も奈津子のパートでの稼ぎを当てにしているため、奈津子は搾取されて
ばかりの生活
結婚した奈津子の夫が、次の餌食になるかというときに事が起こります。
登場人物の心理描写が切々と描かれ、ですがドロドロした印象がありません。
崩壊しそうな主人公の想いが、夫への感情と交差しながら、人生を
読み解いていきます
一方から見たら、救いには見えなくても、本人にとって幸福なことが
あるのだと感じます
ここで、登場する弟くん、もしくはお母さんが法律相談をすることになったら
誰がいいか、ちょっと考えてみたり
まず、香崎先生はサクラサイト関係のお仕事もあると聞いたので、
お忙しいかも
残るは、お母さんの相談なら田中先生・・・
弟さんは、石井先生と伏木先生で譲り合いか・・・
過払い金の請求が出来るかもしれません
法律相談で解決できることであれば、長引かせないことが
いちばんですよね
今週もよろしくね
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