ある日、毎朝乗るバスより、1本遅いバスに乗りました。
私が乗ったバス停から3つめのバス停での出来事
おばあちゃんA『あー!転んだ!!』
おばあちゃんB『あれまー大変だ!』
おばあちゃんC『起き上がれないんじゃない??救急車か?』
なに事かとキョロキョロしてたら、バスの運転手さんまでも運転席から客席まで来て、外を心配そうに見てる。
おじいちゃんが道路の向こう側から渡ってきて走って縁石につまずいて、転んだというではないか
運転手『あー、走ってきたから、よかれと思って停車して待ってたんだけどね・・反対に焦らせたかな』
通りかかった青年に起こしてもらい、なんと、そのままバスへ乗り込んでいたではないか!!
おばあちゃんB『大丈夫かい??』
おばあちゃんD『病院行った方がいいんじゃないかい?』
おばあちゃんA『どこまで行かれるんですか??』
運転手『大丈夫ですか?具合悪くなったら言って下さいね』
おじいちゃん『だ、大丈夫です、すみません・・・市役所まで』
私の心の叫び 大丈夫って・・・おじいちゃん、口から血が出ているではないか!!
市役所は今日じゃないといけないのかい!?
それより病院で診てもらったほうがーーー
おばあちゃんE『転ぶと大変だからね、お宅は段差あるの?』
おばあちゃんF『取っちゃったんですよ、危ないし』
おばあちゃんA『私はここで降りるけどお大事にね』
おじいちゃん『・・・はい』
おじいちゃんはそのまま市役所のバス停まで血を拭きながら、乗っていったのでした。
私はおじいちゃん、おばあちゃん子だったので、めちゃめちゃ心配でした。
怪我がひどくない事を祈って。
こんな世の中だけど、他人なのに、身内のように心配して声をかけたり、助けたりする
温かい人たちが沢山いる事に感動しました、ホントに
スタッフ指圧
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