弁護士石井です。
久しぶりに厚木簡易裁判所での民事事件があり、法廷に行きました。
裁判所での新型コロナウイルス対策は、その裁判所によって違います。
地裁の支部とかだと、マスク着用を求められるのと、傍聴席を一部減らしているくらいなのですが。
厚木簡易裁判所の法廷は、法廷内の当事者席から、証言席方向、裁判官方向の両方に天井までビニールシートが設置されていました。
さらに、証言台から傍聴席の間にも天井までのビニールシートが設置。
今年、行った法廷の中では、もっともダイナミックな対策でした。
どこもそうですが、マスキングテープのようなもので貼られていて手作り感が満載。
高校の文化祭を思い出しました。
別の事件を傍聴していたところ、若い代理人弁護士でも、裁判官の声を何度か聞き返していたりして、声が聞き取りにくいです。
場所によっては、ビニールが二重になったりするので、目でも見にくい状態となります。
証人がマスクしているうえに、ビニールシート越しだと、表情なんて見えやしません。
視覚と聴覚に制限が課された法廷で、証人尋問はどうなるのか、体験してみたい気持ちが少しあります。
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