今年は、周りでClubhouse(クラブハウス)がはやっています。
音声版Twitterと言われ、招待制で使えるアプリです。
著名人同士が珍しいコラボをするなどで話題になっています。
しかし、私はどうも相性が悪い。
情報発信の種類
ネット上のメディアでは、情報収集手段として以外に、情報を発信する手段としても使えるかチェックするようにしています。
しかし、これは、情報収集手段としても、情報発信手段としても、いまいち使いにくいです。
サービス自体の問題より、私の情報に対するスタンスでは相性が悪いみたいです。
情報発信の方法としては、ウェブサイトでの情報発信、このようなブログでの情報発信、Twitterでの情報発信、Facebook、Instagram、YouTube等による動画配信、書籍の出版などがあります。
また、音声配信も最近は増えています。
情報の種類の整理軸
このような情報発信については、方法については、2つの軸で整理することができます。
オープンかクローズか。
もう一つの軸は、ストック情報かフロー情報か。
その他に、テキストか動画かなどの媒体の違いもありますが、情報の性質としては、上記2つの軸が分かりやすいと思います。
この軸で整理すると、自分が情報発信していて継続しやすいのは、どう考えても、オープンで、ストック情報なんですね。ここ。
Twitterはフロー情報
例えば、Twitterについては、タイムラインがどんどん流れていくので、基本的には、フロー情報といえます。
タイムリーに、議論するのに向いている媒体だと言われます。
Twitterでフォロワーが多い弁護士を見ると、Twitter上で法律の専門家同士で議論してるような印象があります。
そのため、流れる情報、フロー情報を取り扱うことが多いツールです。
私も、Twitterを使ってはいるのですが、タイムリーに情報をやり合うのが苦手なので、メンションとかされても反応がものすごく遅れてしまいます。
そのため、自分に合ってるとは言い難いです。
Facebookはクローズ
さらに、Facebookは、知り合い同士のやりとりをするクローズな印象があります。
著名人は、Facebookでオープンに使っていることもあるのですが、普通に使っていると、アルゴリズム的に、どんどん閉じた世界での情報のやりとりになっていく印象を受けています。
成毛眞さんも、著書の中で、偏ったタイムラインにならないように、相性が悪い人の情報にもあえて反応するようにしていると言っていました。
そして、Facebookも、基本的には、タイムラインで情報が流れていく形なので、その時のイベントなどフロー情報を発信する場に向いているといえます。
プライベートでFacebookをたまに使ったり、事務所のページもあるのですが、コメントへの反応などは対応できないこともあり、あまり活用できていません。
ウェブサイトはストック情報
これに対して、この1年ほど、結構な分量のウェブサイト記事を作成・更新してきました。
なかには、タイムリーな問題を取り扱ったものもありますが、基本的には、ストック情報です。
数ヵ月後、数年後も使えるような法律情報の内容です。
フロー情報よりも、このようなストック情報だと、情報発信のやる気が出ます。
おそらく、私の性格はめんどくさがり屋なので、発信して、一気に注目を集めなくても、何年後かに一定のアクセスが集まれば良いというコンテンツ作りの方が適しているのだと思います。
フロー情報だと、何回も同じやりとりを繰り返すこともあったりします。
タイムリーなやりとりを求められることも多いです。
それが面倒に感じてしまうのですね。
それよりは、積み重ねられたストック情報をリンクして使った方が良いという発想です。
クローズ情報はもったいない
そして、広く情報発信をするという意味からすると、クローズの情報よりはオープンな状態にしておく方が好みです。
そのため、閉鎖されたクローズ状態の情報発信は、あまりやる気になりません。オンラインサロンでの投稿とか有料noteとかメルマガとかですね。せっかく情報発信したのに、クローズにしておくのがもったいないと感じてしまうのです。
このように、自分の情報発信としては、オープンかつストック型が適しているのです。
You Tubeのフロー情報化
YouTubeを使っての動画配信も最近は力を入れています。
以前は、単に、自分のアウトプット、記憶定着のために動画撮影、編集、配信をしてたのですが、最近は一応、視聴者側のことも意識して配信している動画も一定数含まれています。
こちらの動画配信でも、ニュース等を取り扱って、一時的に多数の再生をもらう方法もあります。
私自身、そのような動画をアップもしています。
最近、登録者ランキング上位の弁護士チャンネルをチェックして解説する動画をアップしたのですが、どのチャンネルでも、ニュースに乗っかったフロー情報の方が再生されやすいです。
ただ、なんとなく、自分自身としては、フロー情報の動画よりは、長く再生されるストック的な情報を発信する方がやる気が出ます。
そのため、YouTubeも、基本的には、ストック情報の発信場所として位置づけることとしました。
ブログは性質が分かれる
ブログについては、特化型ブログと雑記ブログがあり、特化型ブログであればストック情報という形になるかと思います。
ただ、このブログ自体は、雑記ブログという目的なので、どちらかというとフロー情報を取り扱うことの方が多い媒体になっています。
だから、あまり更新されないという・・・。
最近では、ワードプレスの勉強も進めたのでウェブサイトでなく、特化型ブログで1つ情報発信をしてみたいなという気持ちもあります。
つまり、自分の場合は、発信するツールを、ストックかつオープンに使うと、継続しやすいのです。
クラブハウスはクローズかつフロー
そして、話題のクラブハウスは、招待制というクローズ。
情報は残らない、その場限りのフロー。
一番、苦手なパターン。
フローなやりとりが苦手なのは、電話で集中力を切らされたり、全員で時間を合わせないといけない会議が苦手だったりすることから、私の本質的なところだと思われます。
クローズかつフローだからこそ、刺激的な情報発信ができる、というのも、わからなくはないのですが、自分には合わないなーという感じです。
情報発信だと、何でも手を出すことが多いのですが、今回は見送りです。
みなさまも情報発信する際には、自分との適性を考えると、ストレスが減ることでしょう。
参考にしてみてください。
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