弁護士石井です。
先日、使っている生成AIについての記事を出し、Claudeは登録した程度と言った直後に、Claude3.5 Sonnetが発表されました。
当初は追いつけないと思ってスルーしていたのですが、現在、全力で勉強中です。
生成AIに求めていた機能
個人的に、1年くらい、PDF読み込みと並んで、生成AIサービスに求めていたものがあります。
それは図解。
テキストを入力することで、わかりやすく図解してほしいというもの。
情報発信する際にも使えますし、情報をインプットする際にも、図と同時に学べば学習効率が上がるはずです。
そして、図解なんて、図解本を読めば、基本は数パターン、せいぜい数十パターンの型しかないです。たいていは、そこに当てはめれば、わかりやすくなります。
これは、AIの得意分野じゃないかと思って、図解AIを待ち、定期的に新しい図解AIサービスが出ていないかチェックしていました。Copilotでパワポ図解ができるだろうと予想していたのですが、全く動きなく。
ChatGptでも図解は昔からできるのですが、Mermaidなので、完成形が限られるんですよね。
そんななかで、Claude3.5 Sonnetが、思いっきり図解AIとして使えそうなことが判明したのです。
Claude3.5 Sonnetの図解
新機能Artifactsが騒がれています。
入力すると、右側に別ウィンドウが表示され、結果が見えるというもの。プレビューウィンドウみたいなイメージです。
Youtubeの解説動画では、ゲームなどのプログラムを実行するものが多いです。テキストを適当に入力してゲームを作れてしまうのは、確かにすごいです。
この機能を使うと、図解がよりわかりやすいです。
生成AIが得意とするMermaid図はもちろん、それ以外に、SVGファイルとしてのダウンロードもできるというもの。
求めていたやつ、来た!
全く追いかけていなかったClaudeが、ここに一番乗りしてくるとは。
気持ち的には、補欠のメガネ君が3ポイント決めたシーンみたいな感じですよ。
SVG図解
判例を解説したテキストを打ち込んで、適当にSVGで図解させたのがこれ。
まあ、崩れてますよね。しかし、SVGなので、Illustratorとかで修正すれば済みます。
適当に入力して、そこそこの図解ができるので、プロンプトを何パターンか作り込めば、すぐに使える図ができそうです。
たぶん、ChatGptとか他の生成AIも追いついてきそうですが、これは先行して学ぶ価値あり、と判断しました。
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