弁護士石井です。
昨年後半から今月にかけて、家族に関する相談が増えています。
離婚や相続という、よくある相談とは違う相談です。
そこには「家族だから許される」という甘えが見え、相談者は「許されない」と考えているものです。
昨年『家族という病』という本がヒットしています。
家族という病 (幻冬舎新書) | |
下重 暁子
幻冬舎 2015-03-25 |
日販ランキングで年間総合3位、12月中旬では55万5000部という報道もされています。
http://www.nippan.co.jp/ranking/annual/
Amazonのカスタマーレビューを見ると、恐ろしいほど星1つという評価がされていて、『KAGEROU』以来、しみじみとカスタマーレビューを眺め続けてしまいました。
内容はともあれ、『家族という病』というタイトルがこれだけ売れたということは、多くの人が、家族=病と言われてドキッとする、気になる感覚を持っているわけですね。
最近、増えた相談も、このタイトルを連想させるものでした。
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