弁護士石井です。
先日、民事の損害賠償請求事件で、被告からの依頼を受け、法廷に行きました。
しかし、時間になっても、相手の原告代理人が現れず。
裁判所が、法廷から、原告代理人宛に電話をかけました。
その結果、相手方代理人は、「失念しました」とのこと。
わかりやすくいえば、忘れてたってことですね。
民事事件の弁論期日は、もちろんちゃんと出席すべきなのですが、すっぽかしてしまっても致命的にならないことも多いです。
今回の期日も、こちらからの反論書面を陳述する予定だったので、期日が開かれても、相手から次回までに反論すると言われ、次回期日の調整をする、という流れで終わるだろうと見込まれていました。なので、次々回までに、まとめてできれば、結局、裁判の進行は、ほとんど同じということになります。
ですので、民事裁判の大部分の期日は、オンラインでできればいいのに、と私は修習生のころから言ってます。
さて、長い弁護士人生、一回くらいは、裁判をすっぽかしてしまうこともあるのではないでしょうか。
自分とか周囲の弁護士を見ていて、そう思います。
私も、期日を聞き間違えて、やっちまったことがあります。
その話は、こちらの本の41ページあたりに書いてありますので、相手方代理人の先生と、気になる人はチェックしてみてください。
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