アパレル業界の倒産

アパレルを殺すのか 会社の相談

弁護士石井です。

『誰がアパレルを殺すのか』という本を読みました。

誰がアパレルを殺すのか
誰がアパレルを殺すのか 杉原 淳一 染原 睦美

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アパレル業界の不振について書かれた本です
不振の理由として、以下の点が挙げられていました。
大量発注による大量在庫が発生。値下げするしかない。その値下げを前提に価格設定されていて、ムダな商品を作りすぎている。
百貨店などの売り場の非効率性、計画性のない出店。同じ場所に競合多数。
 衣服費にお金をかけない傾向。また、ネットで十分と考える消費者が増えた。

 

最近アパレル業界の破産事件を担当し、業界の話を聞きましたが、まさにこの構造の中での経営不振が原因でした。

他の業界でも同じようなことが起きているのではないかと感じる内容でした。
あの会社はこうして潰れた (日経プレミアシリーズ)
あの会社はこうして潰れた (日経プレミアシリーズ) 帝国データバンク情報部藤森徹

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『あの会社はこうして潰れた』という本も最近読んだのですが、靴の業界についても同じような話が取り上げられていました。
自営業者や、中小企業の経営が苦しくなる原因はある程度、共通しています。
最近、事業者の破産、法人破産の相談も増えています。

経営者は自分の業界でも起こりうるこのような情報を押さえておかないとまずいんでしょうね。

追いつめられる前に、ぜひ押さえておいてください。

厚木の弁護士事務所 相模川法律事務所

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