弁護士石井です。
アイフルの過払い金について。
現在、同社は、一審判決が出ても任意に支払はしてきていません。
控訴してきます。
判決が出ても、社員から連絡があり、「大幅に減額してください」と何割も減額した提案しかしてきません。
その際に、社員から「経営が苦しい」「うちの会社は倒産したら回収できないですよ」と匂わされることもあります。
たしかに、同社が過去に事業再生ADRを利用したり、経済誌に倒産の危機かと書かれた事実はあります。
また、同社の社員が、弁護士に対して、「会社更生法を使う」などと説明したという情報もあります。
http://lawblog.exblog.jp/19483944
真偽は不明です。
アイフル側から和解案が出た以上、うちの事務所では依頼者の意思確認をしています。
その際、「実際、つぶれちゃうんですかね」と聞かれることがあります。
同社が倒産するかどうかはわかりません。
倒産するとしても、一社員がその事実を事前に把握していることは少ないです。
倒産すると脅しておいて、払う額を減らしている、という可能性もあります。
よく分からないときは、数字を見るしかありません。
事実を見るしかありません。
四季報に掲載されている決算状況。
本日までの株価、1年、週足チャート
AIJみたいに、出されていた数字自体が虚偽だったら、こういうのチェックしても
仕方ないですけどね。
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