自己破産での反省文の書き方

借金問題

弁護士石井です。

AIに課金し始めました。これはそのうち光熱費みたいになるんじゃないでしょうかね。
とりあえず文章と画像を体験し、どこまで活用できるか試しています。

自己破産での反省文

自己破産手続で、ギャンブルとかFXなどの投機により借金した場合、免責不許可事由があるとして、裁量免責をして良いか調査のため、破産管財人が選ばれることがあります。その後、破産管財人から、反省文を書くように指示されることも。

そんなときに、どう書けばよいか質問されることがあります。
これも、AIである程度はできてしまいそうです。

質問「競馬で500万円の借金をしてしまい自己破産をしました。反省文を書いてください。」

競馬で借金

私は競馬で500万円の借金をしてしまい、自己破産をせざるを得なくなりました。今回のことで、多くの人に迷惑や損害を与えてしまい、心から反省しています。

競馬は、単なるギャンブルではなく、賭け事の一つです。私は当時、簡単にお金を稼ぎたいという欲求から、競馬に手を出してしまいました。しかし、自分が思っていたよりも簡単に勝てず、いつの間にか借金を重ねていました。そのうち、借金の返済が滞り、最終的に自己破産という結果になってしまいました。

今回のことで、私は自分の欲求に流されることの危険性を痛感しました。また、自分がやっていることが他人にとってどのような影響を与えるかを考えるようになりました。私の行動が他人に損害を与えることは、非常に大きな問題だということを痛感しました。

今後は、自分自身の欲求に流されることなく、他人に迷惑をかけないような行動を心がけていきます。そして、再び同じような失敗を繰り返さないように、常に自分自身を見つめ直し、自己管理を徹底することを心がけます。

今回のことで、多くの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを心からお詫び申し上げます。そして、今後は、再発防止に向けて努力していくことをお約束いたします。

与える情報が少ないと、このような漠然とした内容にはなるのですが、これでも、平均点以上な印象です。

大事なのは、再発防止なので、もう少し詰めてみましょう。

自己破産で再発防止の反省文

質問
「再発防止って何だよ、と指摘されました。具体的に何を書けば良いでしょうか。」

ご指摘ありがとうございます。再発防止について、もう少し具体的に書かせていただきます。

まず、競馬やギャンブルに関しては、今後は全く手を出さないことをお約束いたします。また、自分自身の欲求に流されてしまわないよう、日常生活においても自己管理を徹底し、お金の使い方に注意を払います。具体的には、予算を立てて節約を心がけ、浪費や無駄遣いをしないようにします。

さらに、今後は人生設計や将来の計画を考えることで、自分の目標を明確にし、それに向けて努力していきます。自分自身の能力や興味を考慮し、職業や趣味などの選択を慎重に行い、将来に向けた積極的な行動をとります。

最後に、家族や友人に相談や助言を仰ぎ、常に周囲とコミュニケーションをとりながら、健全な生活を送るように努めます。再発防止に向けて、自己管理を徹底し、自分自身の行動に責任を持って取り組んでいくことをお約束いたします。

再発防止に絞った、よく言われる内容が提示されました。
ここで、目標とか、家族という部分に、自分独自の情報を盛り込めば、良い反省文になるのではないでしょうか。

言い回しとか、そのまま出すと、弁護士が書いたとか、AIに書かせたと言われそうなので、その点を対策してみましょう。

自分の言葉で反省文

質問「文章が硬すぎて、自分で書いていないのではないかと指摘されました。もう少し、偏差値を落とした文章で書けますか。」

はい、承知いたしました。もう少しやわらかく、分かりやすい文章に書き直してみます。

競馬で500万円の借金をしてしまい、自己破産をしてしまいました。今回のことで、多くの人に迷惑や損害をかけてしまったことを深く反省しています。

競馬は、楽しみながらお金を稼ぐことができると思っていましたが、結果的には大きな借金を背負ってしまいました。今回の失敗で、自分が思っていた以上に危険な行為だったことを痛感しました。

これからは、自分自身がやっていることが他人にどのような影響を与えるかを考えるようにします。また、自己管理を徹底し、無駄遣いをせず、お金を貯めることを心がけます。そして、将来のことも考えながら、自分の能力や興味を考慮した職業や趣味を選択するようにします。

今回のことで、多くの人に迷惑をかけてしまったことを本当に申し訳なく思っています。再発防止に向けて、自分自身を見つめ直し、周囲の人々とコミュニケーションをとりながら、健全な生活を送るように努めます。

少し、文章が柔らかくなったみたいですね。こういうのを試し続け、具体的な情報をいくつか与えれば、良いものができそうです。

反省文

違う分野だとどんな感じになるのでしょうか。

刑事裁判での反省文

刑事裁判でも裁判官によって反省文を提出させることがあります。
勾留されているとAIは使えませんが、在宅事件だと、使えてしまいますね。

質問「今度は、無免許運転をして交通事故を起こして刑事裁判になってしまいました。裁判所に出す反省文を考えて。」

承知いたしました。無免許運転による交通事故は、とても危険で軽視できない問題です。裁判所に提出する反省文には、以下のような内容が含まれると良いでしょう。

尊敬する裁判所の皆様へ

私は、無免許運転をして交通事故を起こしてしまったことを深く反省しております。私の行動が、多くの人々に迷惑や悲しみを与え、大変申し訳なく思っております。

私は、運転免許を持っていないにも関わらず、自分勝手な考えで車に乗り、周囲の人々の安全を無視していたことを悔いております。私の不注意な運転が原因で、大きな事故を引き起こしてしまったことは、非常に反省しております。

今回のことを機に、自分自身を見つめ直し、運転免許を取得し、安全かつ法律を順守した運転を心がけるように努めます。また、今後は自己管理を徹底し、自分自身の行動に責任を持って取り組んでいくことをお約束いたします。

裁判所におかれましては、私の行動に対して厳正な裁決を下されることを、重ねてお詫び申し上げます。今後は、再度同様の行為を繰り返さないよう、自分自身を律し、社会に貢献できるよう努めてまいります。

まあ、情報が少ないので、最初と同じように抽象的ですね。

再犯をしないと誓う反省文

質問「再度同様の行為を繰り返さないように何をするつもりか聞かれました。具体的に何を書けば良いでしょうか。」

承知いたしました。具体的に再度同様の行為を繰り返さないために、以下のような取り組みを行うことを約束することが望ましいです。

まず、自己管理を徹底し、常に自分自身の行動に責任を持つことを心がけます。また、運転免許を取得することで、適切な運転技術を身に付け、法律を順守した安全運転を行うよう努めます。さらに、運転前には必ずアルコールや睡眠不足などの影響を受けていないかを確認することを徹底します。

また、自分自身の行動だけでなく、周囲の人々にも配慮し、安全かつマナーの良い運転を行うよう意識し、周囲の人々の安全に貢献できるよう心がけます。

最後に、今回のような過ちを繰り返さないよう、家族や友人、信頼できる人々とのコミュニケーションを大切にし、自分自身を律するためのサポートを受けることも大切だと考えます。

以上のように、具体的な行動計画を示し、自己管理の徹底や周囲の人々の安全に配慮し、自分自身を律する意識を持つことを約束することが望ましいでしょう。

アルコールとかは当たり前の話なので微妙ですが、周囲とのコミュニケーションとかはよく使われる話ですね。
刑事裁判で、反省文ではなくても、もうに度としないという被告人質問の回答に対し、検察官は、「じゃあ、具体的な対策は?」と聞いてくるので、そこで、家族などがサポートしてくれるとポイントになります。そのような具合的な話ですね。

小学生の反省文

全く違う人の反省文はどうでしょうか。

質問「小学6年生の子が、図書室でいたずらをして先生に怒られました。反省文を提出するように言われました。どのような反省文を書けば良いでしょうか。」

先生や他の人に迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。図書室でいたずらをしたことは、自分の失敗であり、自分がしっかりとした行動をとっていなかったことに反省しています。

今回の出来事から、いたずらは良くないことだと改めて気づきました。これからは、いたずらをすることはせず、周りの人に迷惑をかけないように行動します。また、自分の行動に責任を持ち、しっかりとした行動をとることが大切だと思います。

先生や周りの人に迷惑をかけることは、自分だけでなく、周りの人にも悪い影響を与えることにつながることを理解しました。今後は、周りの人を思いやる気持ちを持って行動し、社会人としての基本的なマナーを守り、誠実な人間に成長することを目指します。

小6で、社会人としてのマナーとか言い出すと、自分で書いてないとバレそうですが、他の反省文より言い回しは簡単になっていますね。偏差値が高すぎる反省文ではあります。数年後には、こんな反省文ばかりになるのでしょうか。

反省文の作成についても、それなりに活用できそうだということがわかりました。
型をもらって、そこに具体的な事情を盛り込むことが大事ですね。
AIに書かせただけでは反省文の意味はありませんが、AIに案をもらうと、たとえば、周囲のサポートというところで、誰に頼れば良いのだろう、と考えをめぐらせることもできるでしょう。

視点をもらうという意味では、有効に使えそうです。

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