弁護士石井です。
厚木市内各地がくまモングッズに浸食されていて危機感いっぱいです。
さて、事務所の伏木弁護士とランチをしていて発覚した事実。
伏木弁護士は、クレジットカードを1枚も持っていない。
「カードを持っていない」
と言い出したので
「ああ、普段はカードを持ち歩かないのね」
と思ってしまいました。
そうではなく、家にも1枚もない。
クレジットカードを作ったことがない。
ホワイトリストですよ。
彼、曰く
「だって、必要ないじゃないですか」
借金相談に来る方の中には、クレジットカードがなくなることに不安を感じる人もいます。
破産や個人再生をすると、何年もカードが作れない
大丈夫だろうか?
そんなとき、私は、カードを使うシーンを取り上げて、個別に必要性を考えて、カードがなくても大丈夫じゃないか?と論理的に考えてもらいます。
カードによる後払いでショッピング → だからこそ無駄に高い物を購入してしまう
ポイントがつかなくなる → ポイントのためにリボ払いにして利息払っていたら無駄
海外に行ったら・・・ → 借金で海外どころじゃないのでは?
カード払いにしている携帯代の支払とか → 口座引落か現金払いで
ETCが使えなくなる → デポジットのサービスを使えば
というように、一つ一つ説明していき、借金を整理するか、考えてもらうのです。
が、伏木弁護士なら
「カードがなくなって大丈夫でしょうか」
「あ-、私、6年以上、弁護士やってるけどね、1枚も持ってないよ。大丈夫」
説得力ある生き証人がいました。
もう、私が細かく説明するの面倒なので、この質問を受け付けたら、伏木弁護士を呼びます。
もしくは、伏木弁護士からの「カードがなくて生きていけるぜ」動画を作って、相談室で流します。
さて、そういう私は何枚かクレジットカードを持ってしまっていますが、利用明細を見ると本を読まなくなったら、クレジットカードいらないかもという状態でした。
私は、現実世界での買い物でカードを使うことはほとんどありません。
1回払いで利息を払わなければポイントが付くのかもしれませんが、目の前のサービスや物を提供してくれているお店の利益が減り、その分の利益がクレジット会社に手数料として移るわけです。
もともと利益が低いお店や、仕入れのために現金を使う必要がある飲食店では、資金繰りに影響が出る可能性があります。
利便性も大事ですが、気に入った店がつぶれ、商品やサービスを手に入れられなくなるのでは困ります。
そういう視点でもカード利用を考えていますので、事務所の飲み会などで、私がカード払いをしていたら、味に納得していないということですね。怖いですね。
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