法律事務所に就職する方法

弁護士の石井です

先週、うちの事務所史上初の、指圧スタッフが加入しました。

これで皆さん、体が軽くなることでしょう。

さて、このスタッフ。

就職面接の際に、私が

「最近、読んだ本はあります?」

と質問したところ

え!?

 読んだ本というか・・・



 読みたいな、と思っている本は



 ドラッカーのマネジメントです

質問に答えず、はぐらかしたところをツッコむか迷ったのですが、
オーソドックスに聞き返してみました。

「マネジメントじゃなくて、もしドラの方ですよね」

いや、



 それじゃなくて



 マネジメント

「マ、マネジメント?
 って、ドラッカーが書いたやつですよ?難しい方ですよ」

うーん

 そっちだと思います。

就職の面接に来ていて、

エンターテイメントとして楽しめ、ターゲットが広い、もしドラの方を読みたいというなら、まだわかるのですが

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

本筋の『マネジメント』を読む、とアピールしてくるとは。

マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

おそろしいスタッフです。

というわけで、採用。

指圧スタッフ、勤務初日の朝

厚木の弁護士事務所-マネジメント

彼女の机には、もちろん『マネジメント』を配置。

その日に持ち帰っていきました。

近々、法律事務所の顧客を創造してくれることでしょう。

翌日、勤務予定日2日目なのに、体調不良で欠勤。

原因が、ドラッカーから来た知恵熱でないことを祈ります。

近々、「もし、法律事務所の指圧スタッフがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という記事がアップされることでしょう。

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