事務スタッフのblack dogです
今週も、平日勤務の方にとっては今日で1週間が終わりですね。
明日も仕事だ、という方もたくさんいらっしゃると思います。
石井先生が、前に比べて少し事務所にいるようになった気がしたのですが、あら、いない
ここのところまた、外出が増えて忙しくされています
そんなこんなで、今日は、仕事のことについて少し書いてみます
先週からしばらく続けて、『限界にっぽん』のタイトルで、朝日新聞の連載がありました。
掲載されていた内容は、誰でも訊いたことのあるような大企業の”追い出し部屋”なる存在についてです。
リストになって会社名が載っていた回がありましたが、本当に大手企業の名が連なっていました。
表向きは出向で、まず場所を移るそうです。
仕事の内容はそれまでの業務とは何ら関係なく、別会社のパート募集業務を代行させたり、電話営業が主な仕事で、上の人からは「教育の一環」と言われるようです。
(相模川法律事務所でも、営業のお電話頂いています・・・
どこからかかっているのでしょうか。こういう記事を読むと気になりだします。)
業務を制限したり、評価や給与を下げたり、ほかの部署への就職活動をさせるなど圧力をかけるなどして、社員が「やめます」というのを待つのが本当の狙い
仕事中も社内ネットワークにアクセスさせないなど、いじめみたい・・・。
語学堪能で、海外との交渉にも長けていた人が急に部署異動になったりと、理不尽としか言いようがない実態があり、その年代は40代。
最も給与を支払わねばならない世代をターゲットにすることが多いようです。
どれだけ会社に尽くしたでしょう
だが、しかし。
2012年8月29日、あら、1年くらい前の判決なのですが、東京地裁立川支部が出した判決は
『実質的な退職勧奨の場となっていた疑いが強く、違法な制度』
『こうした部署への配属を命じるのは、人事権の裁量の範囲を逸脱しており、効力はない』
こういう判決で安心しました
先日、選挙がありましたが、果たして日本は変わるのでしょうか。
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