弁護士石井です。
ニコニコの復旧はまだでしょうか。普段のインプットのかなりの部分をニコニコのブロマガ経由に頼っているので、不便です。メルマガも復旧できないとはかなりの状況ですね。
Claude3.5 sonnetのＡＩで図解チャレンジ中です。
見本を入れて図解させる
生成ＡＩでは、見本を入れて、似たものを作成させる方法があります。図解でも、この方法が有効ではないかと思い、見本どおりのものができるかClaude3.5 sonnetでテストしてみます。
以前にブログか何かで使うために作った図を入れて、同じようなものが作れるかテストしてみます。
似たようなものは作ってくれますね。よくある図だと、大きな間違いは起きないようです。
作成されたSVGをIllustrator等で編集して直すこともできますし、Claude3.5 sonnet上で文章で修正依頼をかけることもできます。けっこう反映してくれます。
箇所を特定して強調とかは、しっかり対応してくれますね。
アイコン系は苦手か？
違う図で試してみます。
めちゃくちゃショボいのができました。
人物アイコンなどは認識してくれないのでしょうか。
修正を依頼してみます。
人間を通り越して、宇宙人っぽいアイコンになりました。ううむ。
ツッコミを入れたら、「確かにおかしな形になってしまいました」と謝罪してきました。修正で、一応、人間っぽくなりました。
「ｖｓ」の吹き出しをもっと激しくしてもらいます。
失敗。
セリフ吹き出しを丸角にすることはできました。
セリフ吹き出しの位置は修正できたものの、「ｖｓ」のびっくり吹き出しは失敗。これは、なんと言えば伝わるのでしょう。
今回は断念して、別の画像に。
家系図をClaude3.5 sonnetで作る
相続関係でよく出てくる家系図をチャレンジしてみましょう。ワードとかEXCELで作ることも多いのですが、言葉で作れるとラクですね。
だいたいは認識してくれるようです。今回は孫と養子縁組という特殊パターンだったので、そのような事情がないシンプルな相続関係図ならサクッといけそう。
修正を依頼しましたが微妙。
さらに微調整を依頼したら、何とか形になりました。
図を見ながらの箇所の特定、線などの場所の特定は、かなり伝わりますね。
家系図作成のプロンプト
次から、このような家系図を作る場合のプロンプトも聞いてみました。
家系図を作成するための効果的なプロンプトを提案させていただきます。以下のようなプロンプトが有効だと考えられます：
- “以下の家族関係を表す家系図をSVGで作成してください：
- 中央に母親
- 母親の左に現在の夫（後夫）
- 母親の右に前夫
- 母親の下に2人の子供
- 右側の子供の下に孫1人
- 母親と孫を直接つなぐ二重線”
- “SVGを使用して、次の要素を含む家系図を作成してください：
- 各家族メンバーを四角形で表現
- 関係を線で表現
- 母親を中心に配置し、灰色で塗りつぶす
- 他のメンバーは白い背景に黒枠で表現
- 母親から孫へ直接つながる二重線を追加”
- “次の特徴を持つ家系図のSVGコードを生成してください：
- 縦3段、横3列の構造
- 上段中央に’母’、左に’後夫’、右に’前夫’
- 中段に2人の’子’
- 下段中央に’孫’
- すべての関係を単線で表現
- ‘母’と’孫’を直接つなぐ二重線を追加
- 各要素のサイズ、位置、色を指定”
- “以下の条件を満たす家系図をSVGで作成してください：
- viewBoxを’0 0 400 300’に設定
- 各家族メンバーを80×40の四角形で表現
- 文字は日本語で中央揃え
- 線の太さやスタイルをカスタマイズ可能に
- ‘母’と’孫’を結ぶ二重線の位置を調整可能に”
これらのプロンプトは、家系図の基本構造を指定しつつ、細部の調整が可能なようにAIに指示を与えています。実際に使用する際は、必要に応じて具体的な寸法や色、文字のスタイルなどを追加指定すると、より正確な結果が得られるでしょう。また、作成後の微調整についても指示を含めることで、より柔軟な対応が可能になります。
感想
このやりとりだけで、無料で使える１日の上限を超えました。
家系図のプロンプトを見るに、イメージどおりの家系図を作ることもできそうですね。
画像系の生成ＡＩでは、見本画像を読み込ませてプロンプトを出させるという手法がありますが、これは図解ＡＩでも有効なのでしょう。そのうえで、変数を入力すれば良いようなプロンプトを作っておくのが良さげです。
もう少し試してみますが、これは課金しそうです。
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