弁護士石井です。
弁護士会から、「【日弁連要請】債務整理事件における面談義務について」というメールが来ました。債務整理事件の依頼を受ける際には、面談しないといけないルールをしっかり守れよ、忘れてんじゃねーだろーな、という警告メールです。
ジン法律事務所弁護士法人では、面談義務を遵守していますが、怖いので、今回も、会話形式でお伝えします。
ミキの債務整理相談室
先生!聞いたことがある四字熟語、「百聞は一見に如かず」って、面白いと思わない?
それは面白い言葉ですね。では、その言葉を使って、債務整理事件に関する注意事項について説明してみましょうか。
いいね!私も先生と一緒に、債務整理の話を楽しく盛り上げちゃおうかな!
そうしましょう。まず、債務整理事件では、債務内容や債務者の生活状況を把握するために、面談が必要です。
それって、オンラインツールでの打ち合わせじゃダメなの?
残念ながら、オンラインツールでの打ち合わせでは、面談義務が果たされたとはみなされません。
えー、それじゃあ、一目瞭然ってわけじゃないんだ。でも、何か特別な事情があったらどうなるの?
特別な事情がある場合は、適切な通信手段で情報を把握できますが、その事情が解消されたら速やかに面談を行わなければなりません。
そうなんだ!じゃあ、例えば新型コロナウイルスの影響で、オンラインツールを使う人が増えたとしても、債務整理の面談義務に変更はないんだね。
その通りです。処理規程3条では、債務整理事件における面談の重要性が明確に示されています。オンラインツールでの会話は、「通信手段」に過ぎず、「面談」には該当しません。
ふむふむ、なるほどね。特別な事情がない限り、適切な通信手段で情報収集をしても、面談していなければ規程に違反するんだね。
まさにその通り。特別な事情がある場合に限り、適切な通信手段による情報収集が許容されますが、その事情が解消されたら速やかに面談を行う必要があります。
なんだか、債務整理の面談って、非常に大切なものなんだね。でも、今後の規程の在り方についてはどうなるのかな?
現行の規程では、オンラインツールでの打ち合わせだけでは面談義務が果たされません。しかし、社会の状況や技術の進歩によって、規程が変更される可能性はあります。
そうなんだね。先生、ありがとう!今回の話で、債務整理事件に関する注意事項が「破天荒な」ほど分かった気がする!
ミキさん、破天荒とはちょっと違う意味ですが、債務整理の注意事項について理解できたようで良かったです。これからも何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
先生、ありがとう!これからも四字熟語を織り交ぜながら、楽しく法律の世界を学んでいくぞ!
それは素晴らしいことですね。四字熟語を使いながら、楽しく学ぶ姿勢は大切です。ミキさんの前向きな姿勢に感心しています。これからも一緒に学んでいきましょう。
先生、本当にありがとう!これからもよろしくね!
債務整理では弁護士との面談が義務
債務整理の依頼を受けるには、弁護士との面談が義務付けられています。規定とかできていて、期限も延長されています。裁判や調停までオンライン化している流れのなかで、時代を逆行する警告と感じますが、ルールである以上、仕方がないですね。
今回、あらためて、ZOOMとかオンラインツールで依頼を受けたらダメとされています。
債務整理事件を受ける際、面談によって債務内容や債務者の生活状況などの情報収集が必要です。オンラインツールでの打ち合わせでは、面談義務が果たされたとはみなされません。
特別な事情で面談ができない場合は、適切な通信手段で情報を把握することになりますが、特別な事情が解消されたら速やかに面談を行う必要があります。
要請の理由:
新型コロナウイルス感染拡大などでオンラインツールの使用が増えましたが、債務整理事件では面談義務が規定されており、その解釈や取り扱いに変更はありません。
処理規程3条は、債務整理事件の実情に合わせて具体化・明確化されたもので、直接面談を義務付けています。オンラインツールでの会話は、「通信手段」に過ぎず、「面談」には該当しません。
処理規程3条の構造は、面談義務の原則と特別な事情がある場合の対応を定めています。
特別な事情がない限り、適切な通信手段で情報収集をしても、面談していなければ規程に違反することになります。
オンラインツールによる情報収集が認められる場合:
特別な事情がある場合に限り、適切な通信手段による情報収集が許容されますが、特別な事情が解消されたら速やかに面談を行う必要があります。
「オンラインで債務整理するよ」って事務所があると、日弁連から怒られる可能性がある事務所ですので、お気をつけください。
編集後記
今回、四字熟語好きということにして、「発言中、四字熟語を入れてください。」との指示をしました。しかし、
先生!聞いたことがある四字熟語、「百聞は一見に如かず」って、面白いと思わない?
いきなり、ツッコミどころです。
そうなんだね。先生、ありがとう!今回の話で、債務整理事件に関する注意事項が「破天荒な」ほど分かった気がする!
これも。というか、四字熟語は、一目瞭然だけでしたね。
実は、この会話は2回目のバージョンでした。
1回目のバージョンでは、
おはようございます、弁護士さん!ちょっと聞いてください、この記事ってどういうことですか?「石橋を叩いて渡る」状態で全然分かりません!
でも、オンラインだって、画面越しに顔を見て話せるじゃないですか。「開かずの間」みたいに、秘密も隠せないですよね。
ことわざ(?)を多用してきました。しかも、意味を間違えている様子。そこで、ことわざではなく、四字熟語だと念押ししてできたのが、上記の会話。
AIは、四字熟語を勘違いしているのか?その点を確認する必要がありそうです。そこで、質問してみました。
起源とか知りませんけど、合ってそう。少なくとも例は合っている。
じゃあ、お前の回答は何なのよ?追及してみます。
堂々と四字熟語だと言ってきました。質問を変えてみましょう。
お、さっきの回答が間違えだと認めてきました(よくある)。
しかし、二字熟語とのこと。バージョン3.5から4になって、算数が得意になったんじゃなかったのか!
ちなみに、同じバージョンを搭載していると言われるBingのAIでは、
しっかりした回答が来ました。たぶん。検索しているからでしょうか。まだ日本語が苦手なのでしょうかね・・・
画像生成AIでは、まだ漢字が書けないのでしょうか。文字生成がまだうまくできないみたいですね。
コメント