弁護士石井です。
約1年前に出版された本ですが、 『インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで』という本を読みました。
スマホゲーム、恐ろしいですね。
インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで (文春新書) | |
岡田 尊司
文藝春秋 2014-12-19
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この本の中では、
ゲーム依存やインターネット・ゲーム依存の人の脳で起きていることは、覚醒剤や麻薬中毒の人の脳で起きていることと、基本的に同じである。
と述べています。
さらに、
長期にわたって依存が続くと、脳の特定の領域で灰白質の体積減少、つまり脳の萎縮が認められる。萎縮が起きるのは、神経細胞が死滅することによる。一度死んだ神経は元には戻らない
と怖いことが書かれています。
本の中では、取り上げられる例は、パソコンを利用したネットゲームであることが多いように感じましたが、この1年で、スマホゲームが進んでいます。
たまに電車で見渡すと、かなりの人がゲームをしています。
常に持ち歩いているツールでゲーム依存症になったら、より恐ろしいことになりそうです。
本書では、麻薬とか疫病という比喩が使われていますが、言い過ぎではないかも。
ゲーム課金を含む借金の相談を受けることも増えてきています。
私も中学生の頃、テレビゲームに夢中になっていた時期がありますが、あれがスマホゲームで、ずっとやり続けられる環境だったら、と考えると怖くなりますね。
やるにしても依存症にならない程度に楽しみましょう。
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