弁護士石井です。
過払い金請求のテレビCMを流しまくっている司法書士事務所の報酬について報道されていました。
過払い金請求で指針超す報酬 扱い首位の司法書士法人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160206-00000009-asahi-soci
日本司法書士会連合会が決めた指針について、拘束力がないと主張して従っていないという話のようです。ということは、会が決めた指針に従っている事務所よりは費用が高いと推測されますね。
どこの業界でもそういう所はあると思います。
で、CMのような広告費をかけているということは、どこかからそのお金が出ているのです。それがサービスの代金に加算されているという構造も多いですね。
逆に、CMを流すくらいの規模であれば、たくさんの依頼を受けている可能性は高いです。事案が集まれば集まるほど、有利に運べる類の事件については、同様に解決してもらえる可能性は高まります。
このあたりのバランス感覚を、依頼する側が身につけて、費用が高くても問題ないと考えているかどうかが大事なのではないでしょうか。
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