弁護士石井です。
ビットコイン・仮想通貨がらみでフィッシング詐欺が増えているようです。
フィッシングについては、以前にネットバンキングの分野で増えた詐欺形態です。
たとえば、メールなどを使い、
「○○銀行です。
アクセスはこちら」
みたいに、銀行を装い、偽サイトへ誘導。
そこでパスワードなどを入力させる。
詐欺業者側は、そこで得たパスワードなどを使い、本物のサイトから預金を抜くという手法です。
同じ手法が、ビットコイン・仮想通貨でも増えているとのこと。
本物の取引所に似せたサイトを作り、パスワードなどの情報を盗むわけですね。
今回、話題になっているのは、検索画面で出てきたリンクをクリックして偽サイトに行ってしまうという内容でした。
広告を使ったりとか、一時的に上位に来る手法を使ったりすれば、本物の取引所サイトと誤解してしまうわけですね。
取引所の設定で、預けてある仮想通貨の送金について、特に制限しないような設定だと、ログイン情報をとられただけで預けてある現金・仮想通貨は盗まれてしまいます。
海外の取引所サイトbinanceの偽サイトが出回っているようでした。
海外サイトなので英語でメールが来るのは当たり前。このあたりで騙されてしまう人もでてきそう。
対策:取引所のサイトはブックマーク、お気に入りに追加して、そこからアクセスする。
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