弁護士石井です。
24時間後もどうなっているのか分からない世界になってきました。
私がフォローしている人も、意見がバラバラで、結局、誰も未来が分からないということでしょう。
経営者に会うと、多くの人は真っ青な状態。
私の最大の趣味である人狼は、密室で十数人が密集、密接の状態で議論する、しかもキャンセルしにくいので多少の体調不良でも参加してくるという、3密をパーフェクトに満たすものなので、2年前から冬場は控えています。
しかし、今回のウイルスは、気温が高くても感染力が強いということで(そもそも、風邪等も冬場に流行する原因が特定できていないという話を最近知りました)、人狼再開は、来年のオリンピックまで持ち越すしかないのかと悩んでいましたが、多くの経営者の悩みに比べてばちっぽけなものですね。
日弁連にもコロナウイルス関係の各種サイトへのリンクページが作られました。
見切りをつけるのか、融資でしのぐかの選択で悩む経営者も多いです。
固定費削減のため家賃減額交渉をもちかけるしかないことも多いですが、貸主側にも資金繰りの問題があり、なかなか厳しい情勢です。
結婚式のキャンセル問題等も同じですね。
それぞれの立場で、お互い窮状にあります。
法的な契約規定をそのまま適用するのか、例外対応するのか。全体的な視点を持つべきときだといえるでしょう。
個人的に、未来が不確定なときは、楽観シナリオ、悲観シナリオの双方を検討するようにしています。
極端な視点を持つと、判断がしやすくなることがあります。
検討の中で、当然ながらテレワークも選択肢にはあったのですが、現状の法律事務所の仕事だと、テレワーク移行は難しい。
一番、テレワークできるのが、通勤時間が短い私の仕事だという。
これは、現在のシステムが、紙と電話に依存しているからですね。
これは裁判所のシステムですね。
そこに乗っかっている仕事がメインだからです。
世界的には、ウイルス付着で郵便が嫌われているという話も出てきており、これらがデータ、メール等に移行して、電話で良いシステムができて、世間でもそれが通常になれば、テレワークにできなくもないですね。
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