弁護士石井です。
日本政府に負けじと、厚木市もお金をばらまいております。
以前に紹介した50%引きチケットに引き続き、キャッシュバック事業なるものが展開されています。
※これは終了
今回は、1億円キャッシュバックだそう。
9月7日以降に市内で買い物した複数店舗のレシートを1万円分以上、郵送することで、2000円がキャッシュバックされるそうな。
厚木市民を対象に先着5万人。2000円×5万人で1億円ですね。
9月1日時点の厚木市民は223,815人。4~5人に1人が受けられる予算です。
受付状況は14日時点で5000口だそうです。
キャッシュバックの対象は?
サイト上のよくある質問を見ると、対象店舗として
厚木市内の小売業、飲食業、生活関連サービス業等を想定しております。
大型スーパーやガソリンスタンド、床屋・美容室、家電量販店も対象です。
とあります。
生活関連サービス業・・・法律事務所?
パンフレットには、タバコとか商品券とか風俗は対象外とありますが、
法律相談の領収書も除外されていないように読めますね。
キャッシュバック事業の趣旨は、新型コロナによって落ち込んだ消費の拡大でしょうが、明確な対象外規定がないことで、趣旨に反するものも多く申請されそうですね。
そもそも申請受付時には、よくある質問すらなく、曖昧すぎて問い合わせが殺到するんだろうな、と思ってたら、その後によくある質問コーナーができていました。詰めが甘いですね。さすがコロナ禍で住みたい町1位。
最近、我が家では車検費用を支払ったのだけど、これは趣旨には合致しない気がするが、除外されていないように読めます・・・。これにスタバのレシートつけて出せば良いのでしょうか。
とにかく、厚木市民のみなさまは、レシートを集めて数字をチェックするようにしましょう。
これを機に、家計で「こんなに支出してたのか」なんてことがわかるかもしれません。
こんなお金のバラマキをみると、神田昌典さんの本に書かれていた「ええじゃないか運動」を思い出します。
明治維新の革命が平和的に起きたのは、民衆がええじゃないか運動に熱狂していたから、という話。おかげ参りの発展版で、お札や小判が空から降ってきて民衆が熱狂しているうちに、革命的な変更を実行してしまったという話です。これか?これのことなのか?
どうなることやら。
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