YouTubeの再生速度4倍機能実装(プレミアム)

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弁護士石井です。

YouTubeで再生速度が4倍まで選択できるようになっていたことに気づきました。

7月に実装されていたらしい。プレミアムに課金している人だけのようです。

YouTubeプレミアムの再生速度機能がアップデート

これまでYouTubeの再生速度は2倍が上限でした。たいてい2倍速で聞いていました。

先月あたりから、再生速度のボタンを見ると、選択肢が一気に増加。

スマホアプリでも、3倍ボタンまでできていて、ゲージを使えば最高4倍まで選択できるようになっています。

パソコンでもスマートフォンでも同様に4倍まで設定可能に。

4倍速再生の実際の使用感

実際に使ってみると、私の場合、3倍速あたりがちょうどいいことが多いです。

というのも、YOUTUBEでの情報収集は、かなりの部分が、AI関連情報だったりして、複数のチャンネルで同じ情報が流れているので、新情報は少ないんですよね。そのため、3倍で聞き流して、気になったところだけ速度を落とすのが良いのです。

セミナーや講義動画の全体構成を把握したい時や、既に知っている内容の復習には最適です。長時間のライブ配信を後から視聴する際のダイジェスト確認にも使えるでしょう。

たぶん、電車移動中などの静かな環境なら、4倍速でもスクリーニングの使い方はできるかと。

特に驚いたのは、音飛びがほとんど発生していないことですね。

YouTube自体の音声処理技術が優秀なのか、他の再生速度調整アプリで感じていたストレスがありません。

一方、デメリットとして、気のせいかもしれませんが、スピードを上げるとスマホがやたら熱くなる気がします。

他の再生速度調整アプリとの比較

これまで、PCではブラウザの拡張機能、スマホでは他の再生速度調節アプリを使って再生速度を上げていましたが、YouTube純正の機能には及びませんでした。

これまで使用していたブラウザの拡張機能や専用アプリでは、2倍を超えると、音飛びや音声の途切れがありましたが、YouTube純正機能では解決しています。

動画との同期も完璧で、音声と映像のズレは一切ありません。そして何より、すべてのYouTube動画で安定して動作するという安心感があります。

おそらくネットワークの問題があるので、速い速度で聞くならオフライン保存しておいた方が良いかもしれません。

情報収集効率の向上

4倍速で聞けるというのは、読書でいうところの速読みたいなものですね。

聞き流して大事なところをスクリーニングすることができます。

動画だと時間がかかるので、2倍速でも聞く気になれないこともありましたが、4倍ならチェックしても良いかな、と幅が広がります。

4倍速で動画全体をざっと把握し、全体の流れや重要そうなポイントを掴みます。その後、本当に重要だと判断した部分だけ速度を下げて詳細に確認するという二段構えのアプローチが可能です。

最近は、気になる動画もnotebookLMで動画概要を確認してから聞く価値があるかを確認していましたが、10分程度までの動画なら4倍速でチェックした方がトータル時間は短くて済みそうです。

デフォルト設定への要望と今後の期待

現在の唯一の不満は、デフォルト設定を変更できないことくらい。

毎回手動で再生速度を変更する必要があり、頻繁に高速再生を利用する身としては、3倍や4倍をデフォルトに設定できればさらに便利になるのにと感じています。

さらに、今後、期待したい機能としては、チャンネル別にデフォルト速度を設定できる機能があります。ニュース系チャンネルは4倍、教育系は2倍といった具合に、コンテンツの性質に応じて自動調整されれば理想的。早口の人の動画だと、さすがに4倍はきついですからね。

プレミアムの課金価値

2025年8月現在、月額1280円です。

4倍速導入前から課金していたのですが、今回の4倍速機能だけでも課金案件だと感じます。

特に、最近は、ウェブ上の情報で文字情報より動画情報が早いことも多いですからね。

ちなみに、プレミアムだと、広告オフ以外に、動画を保存してのオフライン再生、Youtubeミュージックあたりの機能もあります。

これはもう戻れない、沼といえるでしょう。

まとめ

YouTubeプレミアムの4倍速機能は、情報収集の効率を劇的に向上させる優秀な機能。

音質の劣化もなく、自然な聞き取りが可能で、これだけでも課金する価値があると感じています。

一度この機能に慣れてしまうと、もう元の速度には戻れません。

Googleのエコシステムにまた一歩深く引きずり込まれた感じもしますが、生産性の向上を考えれば十分なメリットがあります。

気になる人は試してみてください。

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