ヨルダンからの手紙

弁護士の香崎です。

私は旅行が好きです。学生のころ、国内海外問わずよく旅行に行きました。

特に海外については、「今しか行けないところに行く」を行き先選びの一つ
の基準として、あまり人の行かない地域にも足を運びました。

卒業旅行では、ギリシア、トルコ、ヨルダン、イスラエル、エジプトの5か国

を、ザックだけ背負って、現地の移動はほとんど陸路と海路で、一人で回

りました。

海外に出ると、旅先から絵ハガキを書いて友達に送ったものですが、この

5か国を周った時はヨルダンから絵ハガキを出しました。ハガキの文章の

締めくくりは全て同じにしました。

「日本からはるか遠く、中東のヨルダンまで来てしまいました。日本との
時差は7時間もあります。日本は昼でも、ここはヨルダン。」

我ながら会心の作です。我が人生でも最高傑作といっていいでしょう。

友人に、インドが大好きな変な奴がいましたが、彼は初めてのインド旅行
から帰国後、インドで悟ったこととして、こんなことを言っていました。

「カルカッタで、荷物を持ったら、軽かった。」

ふん、俺の足元にも及ばぬわ。そう思いました。

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