名前を変えたいときは

 最近、「DQNネーム」とか、「キラキラネーム」という言葉をよく目にします。

 子供に付けられた個性的な名前を指す様です。


 何と読むのかわからない、と弊害もあると聞きます。

 また中には、あてた漢字が、名付け親の予想もしなかったような別の意味を持っていたりすることもあるようです。


 名前はその人の人生を一緒に過ごす重要なものですから、変な名前を付けられてしまったら一大事です。名乗るのが嫌で、人前に出るのが怖くなり、何事にも消極的になってしまったら、人生に大きな損失を与えるでしょう。


 そういう場合には、名前を変えるのも一計です。


 「正当な事由」があれば、裁判所の許可を得て名前を変えられます。


 具体的には、「珍奇な名、外国人にまぎらわしい名又は甚だしく難解、難読の文字を用いた名」で社会生活に支障が生じている場合は、「正当な事由」があると言われています。


 15歳以上であれば、親に代理してもらわなくても手続きがとれます。


 自分の名前を変えたい方、自分が子供につけてしまった名前を変えたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。


 弁護士 田中

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