結婚の決め手・私の知人の場合

弁護士の香崎です。

私の知人の話です。割と年配の男性で、その方の若いころの話です。

結婚相談所に入会したそうです。そこの所長(年配の女性)と以前からの知り合いだった
ことがきっかけでした。所長からは「じゃあ、あなたにはとびきりいい人を紹介してあげま
しょう」と言われ、会ってみたそうです。

確かに、とても素晴らしい女性だったそうです。

しかし、彼はここで欲が出てしまいました。
「もっと紹介してもらったら、もっといい人が出てくるんじゃないか。」
そして、その女性との話は断ってしまいました。

それから、次々と紹介してもらったのですが、次第に条件が落ちて行ったということです。

後から振り返ると、確かに最初の人が色々な面でとびきりよかったということです。

そして、1年が過ぎ、気が付けば、今紹介されている女性で成約しなければ、新たに数十
万円の年会費を払うか、もしくは期限切れの退会、という状況となっていました。

「それが、今の女房です。」

聞いていた一同は大爆笑でした。

お見合いの場合の最大の欠点は、同時の比較検討ができないことだ、と誰かが言ってい
ました。目の前の相手だけで、イエスかノーか、それもかなり短期間で決断しなければな

らない。そして、一度断ってしまったら後から「ああ、前の人の方がよかった」と思っても、
後の祭りである、と。
ううむ、なんと緊張感のあるやりとりなんだ。(でも、普通のお付き合いでも基本的には同

じか)

とは言っても、例えば3年も4年もつきあってじっくり選んで決めたからといって、その相
手とその先までずっとうまくいくかというと、決してそんなわけではなさそうです。

どんな相手とも、共同生活を送るには多かれ少なかれ苦労はつきものなんだから、あれ

これ考え過ぎずに決めた方がいいような気もします。共同生活に入って、予期せぬ点、

気に入らない点が色々出てきても、そんなの当たり前です。苦行だと思って、できるだけ

受け入れるしかないのでしょう。

そして、今日も苦行は続く。

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