皆さん、おはようございます
事務スタッフのblack dogです
先日、映画監督の是枝裕和監督が、カンヌ国際映画祭で「審査員賞」を受賞
されましたね
おめでとうございます
もしかしたら、俳優の福山雅治さんが出演していることのほうが、話題かもしれません
タイトルは『そして父になる』。
ストーリーは、病院で取り違えられて成長した2人の男の子と、その家族の葛藤を描いているそうです。
今回も是枝監督のオリジナル脚本だそうで、その点も期待感大です
是枝監督といえば、社会問題をはじめとして、家族間の問題や人間関係の機微をとらえるのがとても上手な監督として有名だと思います。
個人的にはその映像も大好きです
私がまだ学生の頃、『DISTANCE』という映画で是枝監督を初めて知りました。
小さいけれど、色々な国の映画を公開している映画館に観に行きました
そもそもミニシアターであまり映画を観たことがなかったので、新しい発見に胸躍ったことと、映画でこういう表現ができるのだと想い、とても感動したことを覚えています。
是枝監督は、はじめはドキュメンタリーに多く関わっていた監督さんです。
教育学の教材でよく使われる、『もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~』というドキュメンタリーは、座学でなく、生き物と直に触れ合ったり、外界と触れ合うことで自分の力で考えることをテーマとして描かれたノンフィクションなのですが、押しつけがましさがないのに、観た者に与える印象の深さは半端がありません
そういったこともあって、是枝監督の映画は事実を基につくられている作品がとても多いです。
物事を情感豊かに描きつつ、それなのに潔い。
すごい
個人的に尊敬してやまない監督さんです
贔屓目であることは否めませんが、これからも是枝監督の作品がどんどん世界に評価されてほしいと思います。
そしてこれからも、エンターテイメントでも、芸術作品でも、多くの才能が評価されていく世の中であってほしいなと願います
コメント