弁護士石井です。
TSUTAYAのTポイントとヤフーのポイントが統合しましたね
。
ポイント経済に一歩近づきそうです。
うちも、さがみポイントを作ろうか考え中です。
さて、先日、飲食店経営者と公認会計士と3人で、Tポイントの話題になりました。
飲食店 「よく行くコンビニがファミリーマートなんで、Tポイントがすごい貯まってますよ」
会計士 「えー、でも1パーセントくらいでしょ?」
飲食店 「いやいや、1パーセントって大きいですよ」
会計士 「いや、1パーセントのために、そのカードを持ち歩く方がコストだ」
特徴的な会話ですね。
飲食店経営者と言えば、店舗への投資額が大きいので借金も多い。
クレジットカード利用で売上の何パーセントを持って行かれたり、と1パーセントという数字に敏感。
金額に関係なく。
会計士も、パーセンテージという数字は意識するものの、頭の中が、損益計算書などの会計書類でできているので、コストという概念が強く出てきます。
1パーセントの割引を受けられても、管理するのにコストがかかるという発想です。
ちなみに、私は、ポイントカードの類は、ほとんど持ちません。
ただ、本厚木駅前のTSUTAYAをたまに利用している関係上、Tポイントカードは財布に入れています。
入れているので、使うこともあります。
弁護士という仕事は、時間単位で働くことがあります。
相談料30分5000円とかですね。
私の場合、Tポイントを使うかどうかは、金額と時間しだい。
パーセンテージは関係ありません。
その時間をかけて、いくらのリターンがあるか、だけを見て使います。
たとえば、100円の買い物をして、1パーセントの1ポイントをもらえるとします。
このポイントをもらうために、店のレジで何秒余計にかかるかを予想して対応します。
1秒で1ポイントもらえる店と10秒かかる店があります。
後者は1秒0.1ポイントですね。60秒で6ポイント、1時間で360ポイント。
1ポイントのために10秒待つということは、時給360円で働くのと同じ時間の使い方です。
ヒマな時なら良いですが、忙しい時は割に合いません。
Tポイントを導入している店舗は、チェーンが多いと思いますので、レジでかかる時間は、チェーンのオペレーション能力でさほど変わりません。
そういう視点で動いています。
ポイントカードの使い方にも、普段の職業観が出てしまうものなのです。
職業を秘密にしているシーンでは、Tポイントカードの使い方についての会話にも気をつけましょう。
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