しつこいかな、と思ったのですが、『芸術の秋』です
秋エントリーに再び参加の事務スタッフ;black dogです
(もう冬・・・?)
先日、マリーアントワネット物語展に行ってきました
横浜そごうの美術館です
特に理由はないのですが、妹が横浜に住んでおり、「行く?」と訊いたら
OKの返事だったので、行ってみました。
一番驚いたのは、やはりマリーアントワネット展示なので、絵画の背景がピンクの
布貼りだったり、展示台がビロード風の仕上げ(しかもというか、やはりというか赤)に
なっていたりとガールズ感満載の展示でした
マリー・アントワネットと言えば浪費のイメージですが、生活もなんとまあ、ゆっくりです。
the王室
王室ならではと言われればそれまでですが、9:00起床のあと、10:30まで朝の
お祈りをしたり、朝ごはんをとるのですが、
10:30からようやく「髪結い」。
あの髪型を想像すると、髪を結い始めてからもきっと、時間・・・かかりますよね
それから、妹と爆笑しそうになるのを必死で堪えた展示品のひとつが「つけぼくろ」を入れる
小物入れです
オシャレのひとつとして、つけぼくろがあり、ゴム製糊とやらで肌につけるのだとか。
星やハート型もあったそうで、その辺りは現代のギャル文化に通ずるものがありそうです。
そのつけぼくろをピルケース(薬入れ)のような、小さい箱に入れて持ち歩いたそうです
きらびやかなゴールドの箱でした。
そんなこんなで、年間に数億という衣装費用をかけていたマリー氏は、周知の通り、国民を
生活の危機に陥れてしまったため、最期は斬首刑になります
生活が派手だったのは、異国から嫁いだり、結婚後数年間、望んでいたにも関わらず
子どもに恵まれなかったこと等、理由もあるとされていますが、その豪華絢爛な生活ぶりの
せいで、自分が全く関係のない事件の容疑者にされたこともあったそうです
(;首飾り事件)
ファッションセンスをビジネスに活かし、国民の生活が豊かになっていたとしたら、また
違った未来があったのではと考えましたが、悲しくも時は16世紀
情状酌量という訳にはいきませんでした。
法律も国家も、国民のためのものですもんね
つつましく、つつましく、生きていこう。
ちゃん、ちゃん
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