弁護士の香崎です。
弁護士には縁のないことですが、会社勤め、役所勤めだと、「転勤」が付きもの
です。法曹関係者では、裁判官と検察官が、やはり転勤を繰り返すことになりま
す。
私がかつて勤めていた会社での、転勤にまつわるエピソードを紹介します。
独身男性、Eさん。当時、20代前半くらいだったでしょうか。ある日、上司から転
勤を言い渡されました。彼はその後、赴任日までの間(多分、長くても2週間程度)
に驚くべき行動に出ました。同じ事業所の独身女性十数人全員に、順番に告白し、
全員にふられるという離れ業を成し遂げたのです。半ば伝説化したできごとでした。
この野獣のような彼は、数年後に無事結婚相手を見つけています。
また、やはり転勤の決まっていた別の独身男性Y1さんは、赴任の前日、事業所
内で挨拶回りをした時、独身女性全員と握手をしたそうです。
また、別の独身男性Y2さんは、赴任日に駅のホームで課員の見送りを受け、大
きな花束を贈られましたが、その足で東京本社に挨拶に寄った時、そこで本社勤
務の意中の女性にその巨大な花束をそのままプレゼントしたそうです。その恋は
実を結ぶことはありませんでした。
世の独身男性諸君、彼らの行動をほんの少しだけ見習って、刺激ある人生を送ろ
うではないか。
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