飲み会に裁判官・検察官・弁護士が集まる

弁護士の石井です。

この土日は、修習10周年のイベントで熱海に行ってきました。

弁護士や裁判官、検察官になる前には、司法修習という研修のようなものがあります。研修所を卒業して10年経ったときに、熱海に集まるというイベントが開かれます。
ちなみに、20周年イベントというのもあるらしいです。20周年は京都に集まるとか。

私のクラスは70人いて、出席率は6割以上でした。

私の時期は、14クラスあったので、会場はかなりの広さで、まあ、教官の挨拶など聞こえない状態。

メインはクラスでの飲み会なので、同窓会のようなものですね。

私が話をした方には

研修所教官コースを歩んでいる弁護士
弁護士から裁判官に任官した人
10年間でいつのまにか離婚、再婚していた弁護士
婚活中の裁判官

などがいて、10年の長さを実感しました。

法曹関係者が集まって飲むと、法律の話になることもあります。
とくに修習時代は、ひたすら法律実務の勉強ばかりさせられるので、当然、同級生の間では議論をしていました。

かなり前に『ビギナー』というドラマがありましたが、あれに近いノリです。

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10年経っても、同じメンバーが集まると、たまにそんなノリになります。

誰かが問題提起をすると
「それって窃盗罪?」
「そこが被害届出すっておかしくない?」
「でも、詐欺ならそれでいいんじゃ?」
「未遂の主張も可能じゃない?」
「そもそも不能犯?」

まさに、左脳飲み会。

そこに10年の実務経験が加わる。
「捜査の実務としては、警察が現場で●●すべきだよ」
「私が弁護人だったら、そこの主張するけどね」
「裁判官の立場からすれば・・・」

はたから見ると、ちょっと怖い集団ですが、いい視点をもらいました。

20周年まで、あと10年。
さらに自分を磨いていきたいと思います。

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