弁護士石井です。
AIのChatGPTでやる人狼ゲームがもう出てきました。
最近、ブログで会話例のテストをしていたのは、ワンナイト人狼くらいなら自分でもプロンプト設定できるかなーと考えていたのですが、
こちらは、いきなり9人村の設定プロンプト!チャレンジング!!
「【GPT4必須】Chat人狼」というタイトルで、プロンプトをコピーして、自分のChatGPTに貼り付け、そこでゲームを展開するという仕組みです。他にも言語ゲームプロンプトが並んでいるサイトのようです。
さっそく使ってみました。
Chat人狼の感想
まだ、エラーはあるけど、一応、人狼らしき複数人での会話が成立しているっぽい。GPTがバージョンアップしたら、普通の人狼もできそうな未来が見えます。
ゲーム内容とエラー
・レギュレーション:9人村、人狼3,占い師1,村人5、オープンルール
・エラー1:初日の投票処刑が忘れられてた(笑)
・エラー2:人狼設定がいつのまにか2人になってた(or人狼が人狼を襲撃しちゃう特殊設定?)
人狼ゲーム内容概略
私:占い師
1日目昼:投票されずに終わる
1日目夜:ユカリ襲撃
2日目昼:私→タカシ白、占いの対抗出ず
ヒロシ投票(人狼)
2日目夜:シンイチ襲撃
3日目昼:私→カズヤ白
ユミ投票(人狼)なぜか終了
人狼2人の設定に変更されていたか、夜にユカリ・シンイチ襲撃があったどちらかが人狼だったということになる。
やっぱり、ChatGPTは、こういう算数が苦手なんですよね。多分。
人狼ゲーム内容ログ
実際のゲームログを残しておきます。
自己紹介
ゲームが始まります。参加者は9人、役職は村人が5人、人狼が3人、占い師が1人です。あなたは占い師です。さあ、それぞれのプレイヤーが自己紹介を始めます。
- カズヤ:「皆さん、こんにちは。僕はカズヤ、鍛冶屋を営んでいます。この村を守るために力を合わせましょう!」
- ミナコ:「はじめまして、ミナコです。この村の裁縫屋をしています。皆さんと力を合わせて人狼を見つけ出しましょうね。」
- タカシ:「タカシと言います。ここの木こりをしているんだ。一緒に村を守ろうぜ!」
- ユミ:「ユミです。村のお菓子屋さんで働いています。皆さんと協力して人狼を見つけたいと思います。」
- ヒロシ:「ヒロシと申します。農家を営んでおります。どうぞよろしくお願いします。」
- リカ:「リカです。薬草屋をしています。この村のために一生懸命頑張りましょう!」
- シンイチ:「シンイチと言います。漁師をしています。皆で協力して人狼を倒しましょう!」
- ユカリ:「ユカリです。この村のお花屋さんです。皆さんと力を合わせて人狼を見つけ出したいと思います。」
では、最初の昼のフェーズが始まります。皆さん、議論を始めてください。
1日目昼議論
カズヤ: 「さて、皆さん、最初の話題は何にしましょうか?誰か何か気になることはありますか?」
ミナコ: 「そうですね、まずは誰が怪しいと思うか聞いてみたいですね。」
タカシ: 「それはいい考えだ。でも、今はまだ皆の態度を見るしかないんじゃないか?」
ユミ: 「確かに、初めから怪しいと思う人はいないけど、皆の意見を聞いてみたいわね。」
ヒロシ: 「まだ誰が怪しいか分からないけど、みんなで情報交換をして、状況を把握しましょう。」
リカ: 「私もそう思います。皆の意見を聞いて、怪しい人物を見つけましょう。」
シンイチ: 「それじゃあ、皆の意見を聞いてみよう。あなたは何か気になることがありますか?」
ユカリ: 「私もまだ怪しいと思う人はいないけど、皆の意見を聞きたいですね。」
あなたの発言ターンです。何か気になることや意見を述べてください。
みんな無難な意見しか言わないので、極端な意見を出してみます。
あなた: 「僕はカズヤが人狼じゃないと思う。投票を合わせても良いくらい信じてるんだ。」
カズヤ: 「ありがとう、あなた。その言葉は嬉しいよ。僕もあなたを信じている。」
ミナコ: 「あなたの直感が当たっているといいですね。しかし、まだ早い段階ですし、他の皆も見極めが大切だと思います。」
タカシ: 「そうだな、カズヤが人狼じゃないとしても、まだ他に2人人狼がいる。もっと情報が欲しいな。」
ユミ: 「まだ早い段階だけど、他の皆も意見を言い合って、疑わしい人を見つけましょう。」
ヒロシ: 「そうだね、もっと議論を深めていく必要がある。他に何か気になることはありますか?」
リカ: 「今のところ、特に怪しいと思う人はいないけど、これからの議論に注目していきたいわ。」
シンイチ: 「僕もリカと同じ意見だ。まだ怪しいと思う人はいないけど、これからの議論で見極めたい。」
ユカリ: 「私も同じく、これからの議論で怪しい人物を見つけたいと思います。」
皆さんはこれからも議論を続けますが、現時点では怪しいと思われる人物は見つかりません。最初の昼のフェーズが終わり、夜のフェーズに移ります。あなたは占い師として、誰か一人を占いたいですか?
1日目の夜
初日の投票が忘れられている・・・?
9人中、3人が人狼という厳しいレギュレーションなのに、初日投票がないってのは人狼に有利すぎます。
タカシの「カズヤが人狼じゃないとしても、まだ他に2人人狼がいる 」って発言が、人狼3人というレギュレーションを間違えている可能性が高いので、ここを占うことにしました。現実世界の人狼でも、自分が人狼で、残り2人とか発言ミスする人がいますし・・・
タカシを占います
あなたは夜のフェーズでタカシを占うことにしました。結果は次の昼のフェーズで知らされます。
2日目昼の議論
夜が明け、次の昼のフェーズが始まります。夜の間にあなたが経験したことと襲撃による犠牲者が提示されます。
あなた: 「夜中に足音を聞いた。そして朝起きたら、ユカリの家の周りに狼の足跡があった。驚いたことに、ユカリが襲撃されていました…」
カズヤ: 「ユカリが襲撃されたのか…これはショックだ。さて、昨晩の占い結果はどうだったんだ、あなた?」
あなたの占い結果が提示されます。「タカシは村人である」という結果が出ました。
あなた: 「昨晩、タカシを占ったんだけど、タカシは村人だとわかったよ。」
ミナコ: 「タカシが村人なら、彼を疑うことはないですね。では、誰が怪しいと思いますか?」
皆さんは再び議論を始めます。どのように進めていきますか?
勝手に、占い師だとバラされ、占い結果も伝えられてしまう仕組みらしい。
あなた: 「ちょっと待って、昨日の投票を忘れていないか?投票しないと人狼を追放できないぞ。他に占い師と名乗るやつはいないのか?」
カズヤ: 「ああ、すまない。投票を忘れていたね。それについては、今すぐ投票しよう。そして、他に占い師と名乗る人がいるかどうかも確認しよう。」
ミナコ: 「私は占い師ではありませんが、他の皆はどうですか?」
タカシ: 「俺も占い師じゃない。他の誰かが名乗るかどうか見てみよう。」
ユミ: 「私も占い師ではないわ。」
ヒロシ: 「僕も占い師じゃないよ。」
リカ: 「私も占い師ではありません。」
シンイチ: 「僕も占い師ではない。どうやらあなたが唯一の占い師のようだね。」
カズヤ: 「じゃあ、誰かに投票しよう。皆、誰に投票するか決めてください。」
皆さんは投票のために話し合いを始めます。あなたも誰に投票するか考えて、皆に伝えてください。
投票は、忘れられていたという話らしい・・・
AI人狼は、まだ役職を騙れないのかな。対抗の占い師が出てきません。また、極端な意見でゆさぶりをかけてみます。
ミナコかカズヤのどっちかが人狼だろ?
あなた: 「ミナコかカズヤのどっちかが人狼だと思うんだ。どう思いますか?」
カズヤ: 「僕が人狼だという疑いはなぜだ?昨日、あなたは僕を信じていたはずだよ。」
ミナコ: 「私も人狼ではありません。他に怪しい人がいると思います。」
タカシ: 「あなたが占い師だというなら、今日はミナコかカズヤを占うのがいいかもしれない。」
ユミ: 「私はミナコを疑っているわ。今回の投票では彼女に投票しようかな。」
ヒロシ: 「確かにミナコがちょっと怪しいかもしれない。でも、まだはっきりしないよね。」
リカ: 「私はカズヤを疑っている。彼が怪しいと感じるわ。」
シンイチ: 「僕はミナコの方が怪しいと思う。今回の投票ではミナコに投票しようと思う。」
皆さんは意見が分かれています。あなたはどのように進めていきますか?
適当な発言内容を入力すると、そのまま会話に反映するのではなく、丁寧に発言してくれるみたいですね。
ミナコかカズヤのどっちかが人狼だろ?→
あなた: 「ミナコかカズヤのどっちかが人狼だと思うんだ。どう思いますか?」
あなた: 「ミナコを誰も守っていない!ミナコは絶対に村人だ。私が間違えた。ミナコに投票しちゃいけない。ミナコに投票しようと乗っかってきたヒロシに投票する。」
カズヤ: 「確かに、ミナコは村人の可能性が高い。ヒロシが急にミナコに投票しようとするのは怪しいかもしれない。」
ミナコ: 「私は村人です。ヒロシが怪しいということなら、私も彼に投票しましょう。」
タカシ: 「それなら、ヒロシに投票するのもいいかもしれない。」
ユミ: 「私もヒロシに投票するわ。」
リカ: 「私もヒロシに投票します。」
シンイチ: 「僕もヒロシが怪しいと思う。彼に投票しよう。」
ヒロシ: 「えっ、僕が人狼だって?違うよ、本当に村人だって!」
皆がヒロシに投票することに決めました。ヒロシは処刑され、彼の役職が明らかになります。ヒロシは人狼でした。
2日目の夜
夜のフェーズが始まります。あなたは誰を占うことにしますか?
当たった(笑)。しかし、みんながヒロシに投票しているので、人狼も身内切りをしているようです。人数的に身内を切るタイミングではないはずなのですが、強引に疑いをかける主張はできないのかな。
さて、占いは、普通に考えれば、ヒロシが投票しようとしていたミナコは違うはず。
カズヤを占う
あなたは夜のフェーズでカズヤを占うことにしました。結果は次の昼のフェーズで知らされます。
3日目の昼議論
夜が明け、次の昼のフェーズが始まります。夜の間にあなたが経験したことと襲撃による犠牲者が提示されます。
あなた: 「夜中に何か音がして、怖かった。そして朝になって、シンイチが襲撃されていたんだ…」
ミナコ: 「シンイチが襲撃されたの?これはショックだわ。さて、昨晩の占い結果はどうだったの、あなた?」
あなたの占い結果が提示されます。「カズヤは村人である」という結果が出ました。
あなた: 「昨晩、カズヤを占ったんだけど、カズヤは村人だとわかったよ。」
タカシ: 「それなら、カズヤを疑うことはないね。では、残りの中から人狼を見つけ出さないと。」
皆さんは再び議論を始めます。どのように進めていきますか?
占っていないのは、ミナコ、ユミ、リカのみ。ミナコはヒロシに投票されそうだったことから村人っぽいです。
あなた: 「昨日、身内を切るとは… ユミとリカが人狼だろう?」
カズヤ: 「そうかもしれないね。ユミとリカが怪しいということだ。」
ミナコ: 「ユミとリカのどちらかが人狼かもしれませんね。もう一度彼女たちの発言を見直してみましょう。」
タカシ: 「ユミとリカ、どっちかが人狼だとしたら、どちらがより怪しいと思う?」
ユミ: 「私は本当に村人よ。リカが怪しいと思うわ。」
リカ: 「私も村人だけど、ユミの言動が怪しいと感じているの。」
カズヤ: 「じゃあ、今日はユミかリカのどちらかに投票しよう。」
皆さんはユミとリカのどちらに投票するか話し合い始めます。あなたも誰に投票するか考えて、皆に伝えてください。
あなた: 「ふたりとも人狼だと思うけど、ユミに投票する。」
カズヤ: 「それなら、僕もユミに投票しよう。」
ミナコ: 「私もユミに投票します。」
タカシ: 「わかった。僕もユミに投票するよ。」
ユミ: 「ちょっと待って!私は本当に村人なのよ!」
リカ: 「私もユミに投票するわ。」
皆がユミに投票することに決めました。ユミは処刑され、彼女の役職が明らかになります。ユミは人狼でした。
村人チームは全ての人狼を見つけ出して処刑し、勝利を収めました!おめでとうございます!ゲームが終了しました。
あれ、、、人狼の数が・・・
という展開でした。
Chat人狼感想
・エラーじゃないけど人狼ゲーム的におかしな点
占い師が勝手にCOさせられる
襲撃されない一人の占い師
投票先が全員一緒(身内切り?)、投票数をカウントできないのかも?
会話形式の記事展開をしていた感触と合わせると、「今のモデルでここまでできるとは・・・」と驚きました。
これもデータインプット量の問題なので、言語モデルがバージョンアップして、オンライン人狼の大量のデータを入れれば、キャラへの個性設定や騙り等の複雑な展開もできるはずです。
楽しみですね。
それにしても、AI相手でも、私の占いは人狼を見つけられない・・・
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