弁護士石井です。
仮想通貨の取引所であるコインチェックが、NEM580億円分が流出したと発表し、取引や出金を制限しています。
【重要】NEMを始めとした取扱通貨について
※本記事は1/26、随時追記を行なっておりました。昇順の時系列にて記載しております。1/27以降は新規記事等に…
https://www.asahi.com/articles/ASL1V7WCML1VULFA03Z.html
以前に仮想通貨ビットコイン詐欺の記事で、
「仮想通貨が暴落するリスクや取引所が吹っ飛ぶリスクも頭に入れておきましょう。」
と書きましたが、1か月で、どっちのリスクも出てきて、この業界のスピード感に完全に置いていかれています。
もちろん、まだコインチェックが、マウントゴックスのようになると決まったわけではないのですが。
とりあえず、現時点の注意点としては、二次被害に注意ですね。
「あなたの通貨だけ取り返してあげますよ。その費用は・・・」
なんて勧誘にご注意ください。
※2018.1.29追記
コインチェックは、流出したNEMについて、現金で補償すると発表。
金融庁の処分も業務停止にはなりませんでした。
このとおり解決できたならば、マウントゴックスとは違う結果になります。
ただ、今回の件で、取引所が吹っ飛ぶリスクがある、という点は顕在化したと思われますので、二次被害とあわせてご注意を。
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